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竹田の城下町を歩く② [☆旅空百景]

竹田といえば「岡城址」「荒城の月」「滝廉太郎」
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「廉太郎トンネル」と「滝廉太郎記念館」
 
 トンネルに足を踏み入れると廉太郎作のメロディーが流れる仕組み
 ご近所迷惑にならないかしらと心配になっちゃった。(防犯効果あり・・・?)
 
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「豊音寺」銀杏の黄葉と山門
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 縁結びの「愛染堂」へと続く階段
今回は、階段下までで・・・。
「成願院愛染堂」の寺宝は、大切に守られています。
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 数年前に特別展「密教仏画の至宝」で所蔵のお軸を拝見しました。写真撮影可ということで、この一幅を撮影させていただきました。お軸を前にして、御仏の力強さ、包み込む優しさに触れたようで、穏やかな心持ちになりました。美しい彩色、温かみのある絵でした。
 
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「十六羅漢」さまをご拝顔。
 
見飽きることのない城下町の風情
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路地に入って近道をしたりと楽しい散策。
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「歩き疲れる前に」お茶で一息
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素敵な城下町独特の店舗のしつらえ。
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次回の散策は、もっと足をのばしてみたいと思います。

タグ:城下町 竹田

竹田の城下町を歩く① [☆旅空百景]

城下町、竹田へ行きました。足に自信がないので、今回は「岡城跡」への登城は見送りです。
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豊後竹田駅前の「時の流れ」
「竹楽」開催のため、竹組み枠が作られていました。
 

「ニャー駅長」が、交通事故で亡くなり、新任のネコ駅長さん就任もなく、さびしくなった駅の待合室でしたが、運よく上りの赤い列車「九州横断特急」と黄色い普通列車「一両列車」をカメラにおさめられました。
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目的地のひとつ「由学館(ゆうがっかん)」
 隈研吾氏の設計によるものというのが一目瞭然、根津美術館のアプローチを城下町風(田舎版)にした感じ。期待を膨らませる佇まいで、館内まで誘う演出であり、手法だと思います。
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 謎を秘めた「サンチャゴの鐘」を観るために訪れました。
 鐘は、2020年からこちらに収蔵、展示されています。自動扉の先、暗い部屋の中央に荘厳なる姿を浮かび上がらせ、録音された鐘の音が清らかに鳴り響いてきました。
 2015年に「県立歴史博物館(宇佐)の特別展」で初めて目にしてから8年ぶりの対面は、ドラマチックさが倍増した感がいたしました。
 団体で長崎県島原市からお越しになっている方々と一緒になり「スクリーン上映」をご相伴、岡城の歴史を学びました。来館が「サンチャゴの鐘」という縁もあって、原城跡へ是非お越しあれと、お誘いいただきました。
 
 ところで、「サンチャゴの鐘」はキリシタンたちが、密かに長崎より竹田に運び込んだ(キリシタンロード)という説には無理があるのではないかと思います。
 やはり、長崎奉行だった竹中重義が国元の府内城へ、自身のキリシタン弾圧の戦利品として、持ち帰ったものではないでしょうか・・・。
 悪事露見により切腹の沙汰をうけた竹中重義、凄まじいキリシタンへの弾圧を(穴吊しを考案したり)重ねていた人物。のちに、城番を任された中川久盛がキリシタン殉教者への悔恨か畏怖の念を抱き、竹田へ移動させ鐘を幽閉したのではなかろうかと思います・・・。お城の「不浄蔵」という場所から発見されたというのが気になります。

別府八湯「温泉本」2023~2024 [ほっ!とスプリング(温泉)]

「温泉本」2023年版~2024年版
今年も出ました~!! 元気な別府八湯です。
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 懐かしいイラストの表紙が戻ってきました。ピンボケしてますが、背景は八湯「別府温泉エリア」のシンボルともいえる「竹瓦温泉」。
 
昨年と同じく、本の定価は「660円」
入湯料半額券が2枚付いてます。
 
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温泉本(2016年版~2020年版)
 従来通り、半額券一枚につき一名利用ですが、貸切湯の場合、グループ利用可となっています。コロナ禍以降は、家族風呂や貸切湯利用が多くなっているので、嬉しい半額券になりました。
 特にホテルの場合、立ち寄り湯が不可になったり、宿泊者限定など、営業内容の変更があるので、温泉本は必携になっています。
 道後温泉とのコラボレーション「ヒストリカル温泉道」という楽しそうな特別企画もスタートしています。
 また、いままで段位取得時(初段~10段)のタオルは4色でしたが、各段ごとに異なる10色に変更され、6色も増えてカラフルに・・・(色気づいてしまいましたね)。

菊花展 [★賞心悦目]

丹精込めて育てられた菊花
和服美人のような艶やかさ
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菊花展1.JPG
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毎年、「七五三のお祝い」前の時期に神社で催される。
菊花展
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大菊 小菊 色とりどり菊の種類がたくさん。
どの花も優雅だったり可憐、目移りしてしまう美しさ。
大菊は振袖の姫君、小菊は町娘といったところ。
 
この時期に合わせて開花させる技は見事です。
 
我が家の菊(マム)
花壇に植えていた菊は、もう咲かなくなりました。
 
 鉢植えから庭に直植えして、2~3年はすくすく育ってくれていたんだけど・・・。
 手入れが、ゆきとどかなかったのです。
 「肥料喰い」といわれるくらい肥料が必要だとは知ってましたが、手間も肥料も足りなかったよう。
「菊は育てるのが難しい植物」
「菊づくりは心を磨くたしなみ」だとか・・・。
  
 出展されているおじさま方に菊栽培について伺っていたら「一緒に菊を育てませんか?」と入会のお誘いをうけました。無下にお断わりできず「考えておきます」と答えてしまいました。(グリーンサムの才能ナシ)。
 小学校のクラブ活動は「園芸」でした。同じエンゲイでも「皿回し、南京玉すだれ、手品や落語」の「演芸」と間違われてしまいがちな、わたしです。

北浜の温泉 [ほっ!とスプリング(温泉)]

「別府八湯・温泉本」の入湯料半額券を使って
北浜の温泉(ホテル)へ入湯してきました。
場所は『西鉄リゾートイン別府』
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【菊花展の小菊、楚々として可愛らしかった】
 
 立ち寄り湯利用は15時からなので、15時すぎにフロントに到着したらチェックイン混雑と重なってしまいました。日本人より外国人の宿泊客が多く、別府のインバウンドを実感・・・。
  立ち寄り湯、しかも半額券利用でも、フロントデスクのスタッフさんが丁寧かつ親切に対応してくださいました。福岡の老舗・西鉄グランドホテル系列だけあります。
 
 前回は、2009年だったので14年ぶりの立ち寄り湯[いい気分(温泉)]訪問。リニューアル前より、女湯がかなり広くなっていて驚きました。内湯の浴槽は2.5倍くらい大きくなっているよう。浴槽の広さのためか、湯温が以前よりもぬるめ。塩素消毒のニオイがきつく感じられました。ニオイは「ちゃんと温泉の管理をしていますよ」と了承。湯温も一般的にしているのだろうと思います(あつ湯好きは地元民か少数派)。でも、何分かおきに湯口から出てくるお湯が、水温程度で熱くなかったのが残念。14年前の泉質の印象がとてもよかったので、つい辛口です。お許しくださいませ。昨今、立ち寄り湯で利用できるホテルが減っているので有難く思っています。炭酸水素塩泉で温まれ、血の巡りがよくなり、翌日は腰が軽く感じました。
 
 ところで、別府タワーの真ん前にある閉館したホテル、「ホテル三泉閣」が2024年にリニューアルオープンを目指して工事中。北浜エリアがまた活気を帯びてきそうです。
 その名のとおり自家源泉が3つもあった稀有なるお宿「ホテル三泉閣」。その建物裏にあたる路地を入ったところに、ほんとうは教えたくない「北浜の温泉」の「いい温泉」があります。
 
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「弓松温泉」
炭酸水素塩泉で、温まり&美肌系でいい。
 所在地が分かりにくいところがいい。
入り口の扉が2重になっているところがいい。
また入りたい温泉なれど、現在は
組合員さんのみの利用となってます。
入湯できないから、こそっと教えました。

ドリップの味方 [お気に入り(Freak Out!)]

ドリップの味方を見つけた。
 
 もうしばらくしたら、100均で類似品が出るかも?と思いつつ、待っていられないので、思い切って購入したのでした。
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ドリップバッグで淹れる時、紙部分がチャッポン浸かるのが嫌だった。
浸かることなく、美味しくドリップできるようになりました。
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珈琲考具 ドリップバックスタンド 42992下村企販 日本製

 コーヒーを美味しく☆楽しく☆飲むための道具屋さん「KOGU 珈琲考具・ドリップバックスタンド」  
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 カップオンタイプの「まいどりっぷ」などは、カップの端から覗いて湯量を確かめていたけど、適量を抽出できるようになりました。
この考具を発案した人、すごいです。痒い所に手が届く、日本人の発想に感謝です。
「ドリップの味方」ありがとう
珈琲考具 ドリップバックスタンド 42992下村企販 日本製
 
ひとりのコーヒタイム
楽しく、美味しく
過ごしています。

≪ちび丸まめごろう≫と≪まめごろう≫ [茶余飯后(和スイーツ)]

岩手の南部せんべい「巌手屋」の
落花生入りで飽きのこない素朴な味
大好きなおせんべい。
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「ちび丸まめごろう」と「まめごろう」は
ただのサイズ違いだと思っていた。
いつも別々に買って、食べていたので分からなかったよ。
今回、たまたま一緒に買っちゃったのよ。太っ腹よ!!
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 一緒に食べてみたら
 しっかりお味が違うのね。ちび丸まめごろうのほうが、しっとりしていて、味が濃いのだ。
  
パッケージ裏で確認したところ、それもそのはず
小っちゃい「ちび丸まろごろう」はバター入りで
 普通サイズで大きい「まめごろう」はマーガリン入りだったのだ。
 
 そして、親子だった!!
 まめで達者な「まめごろう」は「ちび丸」から(早くとうちゃんみたいになりたいな)と、とうちゃんと呼ばれていた。(だから、とうちゃんはお堅い硬派だったのか)。
 
 「ちび丸まめごろう」とCO-OPの「ちっちゃなまめごろう(Ca入り)個包」も中身は同じだと思っていたけど・・・食べ比べが必要かいな。「ちっちゃな」に入っている炭酸Caがポイントかもしれない。「ちび丸」と「ちっちゃな」の関係(兄弟?)も気になってきてしまった。

◯猿の惑星からやってきた?◯ [☆旅空百景]

高崎山 B群の「マルオ」くん 
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 別の惑星からやってきた「愛と平和の使者」かもしれない。惑星っていえば、もう「猿の惑星」しかないですわね・・・。

 サルにも人間にも優しい、温厚な性格なので一緒に写真がとれる。マルオとツーショットを撮るため、お客さん(入園者)が列を作る。マルオは嫌がることなく、ファンサービスに余念がない。

 阿蘇の猿まわし劇場で終演後(勘平&新八コンビ)に記念撮影をしてもらったことがあった。調教師の新八さんも一緒で、おサルの勘平とツーショットは撮れなかったのだ。マルオの場合は、調教されたおサルさんより至近距離だし、しかも野生なんだから奇跡に近いとしか思えない。
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まるで、修行僧か修道士のような「愛と平和の使者」
「モンク・マルオ」
 モンク・マルオは、文句ひとつ言わない。ひたすらジェントル猿(マン)。
 この日、初めてマルオと一緒にカメラのフレームに収まった。マルオは可愛い顔をしてくれていた。
マルオは進化したおサルさんで
人類に愛を届けにきた
 やっぱり「猿の惑星からやってきた?」
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こちらは、5月(夏毛に生え変わり)のマルオ
 一見、メスに見える胸元は、子ザルにお乳を吸われても怒らなかったという逸話の証だね。

◇高崎山のサヤカ◇ [☆旅空百景]

白いコスモスの花言葉は「純潔」
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2023年7月23日
高崎山のサヤカの30歳の誕生日でした。
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 10日ほど前に高崎山へ行ったのは、C群に会うためとサヤカが気がかりだったからです。というのも、スタッフさんのブログで、サヤカが迷子の赤ちゃんザルと一緒にいたお話の中で、時々サヤカはB群と一緒に山へ帰らず、サル寄せ場の付近に残ることがあるというのです。お尋ねしたところ、どうやらサヤカはB群の群団よりもいくらか離れた場所で夜を明かしている様子。賢いサヤカは、知恵を絞り、さらに工夫して生き抜いていました。
 病気をして「あれもできない・これもできなくなった」と嘆いちゃいけないな。サヤカのように前を向いて人生を歩んでいこうと思い、私は励まされ続けています。
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 (ハンディをものともしないサヤカの育児奮闘ぶりは本になっています。おもわず泣いてしまいました。サヤカは、母:ヒナゲシの9番目の末っ子として、たくさんの愛情を受けて育ったから、立派なお母さんになれたんだと思いました。)
  
無事に生まれた3頭の息子♂を育て上げたサヤカ
 息子たちは群れから離れてしまう宿命だから、もし娘♀がいたら、今ごろは子や孫に囲まれて暮らしていたのかなと思うと、切なくなります。いやいや、サヤカから逆に「子どもがいないんだから、自分の心配をしてなさいよ。」と言われてしまいそうね・・・。
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 たくさんの人に愛されているサヤカ、彼女の写真をプリントしたトートバッグを持つファンの方もいらっしゃいました。園のスタッフさんから、30回目の誕生日と紹介されても、バースデープレゼントもないし、普段の生活と変わりはなく・・・。
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 子ザルさんたちに優しく毛づくろいしてもらって
穏やかな午後のひとときを過ごしていました。
 
 その後、エサの麦まき時間があり、再び柵にあごをもたれかけたサヤカの視線の先には・・・毛づくろいをしてもらう第1位のゴローの姿がありました。
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 長男のゲンキは、今ごろどうしているかしら? もうゴローくらいの歳になるなぁ。とか思いながら、彼を見つめているのかしら?などと勝手な想像を・・・。
 
 冬の訪れが早い山の中で、群れの中心から離れたところや、寄せ場近くの片隅で一頭で頑張っているサヤカ。ケガをしないように、気をつけて暮らしていってほしいと切に願っている私です。

◁スケサンとC群▷ [☆旅空百景]

C群が出ている午前中の高崎山へ見山(見参)したのは
10日ほど前のことでした。
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リヤカーが午前中に走る「さつま芋争奪戦」を初観戦
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ママは両手にお芋、赤ちゃんは母乳で
親子そろって、腹ごしらえ。
 
この日は、まだC群の第2位だったスケサン
第1位だったロバートが失脚して
昨日(11月4日)スケサンがめでたく
「C群14代目」に就任したとのこと。
おめでとうさんです!!
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ハッキリ言おう「彼はバックシャン(♂男性版)」
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 男前とはお世辞にも言えないけれど
面倒見がよく、オトボケさんな一面もあるようです。
(わたしの印象は「短気なおっさんザル」)
 
 そして、C群の第3位に繰り上がった「タツヤ」
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眼光が少し鋭利、口元が引き締まっている。
顔つきが、凛々しかった。
C群のイケメン候補に大推薦です!
 
この日の初代「ボス猿・ジュピター」のお姿
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 サル寄せ場の階段下、おサルさん達の守りご本尊様の如く、ご鎮座されていました。
 ロバートはC群を追われ、これから先どうなるのかしら。B群で頑張って活躍してくれるかな?。ロバートがC群から追い出したマルオくんとの関係も気になるところです。