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"WAYNO" [★ライブ(Live)]

昨年のコンサートが、とても良かったと、すすめられて"WAYNO"を観に行きました。ペルー、コロンビア、チリ、日本とメンバーは多国籍。ペルーのフォルクローレ音楽を中心に、多岐に及ぶ南米音楽をこなす凄腕バンド。ベース担当の谷中さんの解説と楽しいお喋りもあって、和やかで素晴らしい演奏会でした。

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彼らの織りなすフォルクローレ音楽、楽器の音は、繊細でいて、内に秘めた力強いエネルギーがあり、特にオリジナル曲の『Tierra』は、地球に生きるもの(動物、植物)、すべてへの愛と感謝が込められているように感じとれました。ペルーや南米の音楽といっても、北と南ではずい分と違っていて、山間部(砂漠地帯)の音楽は乾いた土壌を感じ取れたり、海に近い地域は、アフリカのリズムも混じっているという点を、耳と体で感じ、理解することができました。

ところで、『素焼きのつぼ=VASIJA DE BARRO』のコーラス部分が、「モスラの歌」に似ているように思えて、聴いているうちに、モスラが素焼きのつぼから出てきてしまいました。ザ・ピーナッツの歌う、フランク・ザッパもお気に入りだったというあの曲です・・・(「モスラの歌」は、インドネシア語で歌われてるらしいのですね・・・やはり、アジア音楽との共通点もあるのでしょうか?)[るんるん]

チャランゴ、クアトロ、カホン、ケーナ、サンポーニャなど、あまり目にすることのない楽器の演奏を楽しめ、近くで見ることもできました(嬉)。来年の演奏会が待ち遠しくてなりません。大分バスさん、よろしくお願いいたします!!。(次回までには、南アメリカの地図をしっかり頭に入れておきたいと思います。)

(11月22日(火) コンパル・文化ホール)


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ビバ!メヒコ [★ライブ(Live)]

ビバ!メキシコ2011~公演

ビバ・メキシコ.jpg

マリアッチ[ぴかぴか(新しい)]

氷川きよしの新曲「情熱のマリアッチ」で、マリアッチ・ブーム到来?。 つい、橋幸夫が「メキシカンロック♬Go Go 」と、無茶なノリで歌っていた頃を思い出したりして・・・というのはただの余談。

キャレキシコのファンとしては、メキシコの音楽の基本は外せませんです。。。。ハイ。

開演すると、まずメキシコと日本の交流の(400年前からという)歴史が紹介され、第一部、第二部と陽気な「チャチャチャ」や「ルンバ」、そして「ソン」のラテンのリズムで有名な曲、名曲がずらりと演奏されました。やや短縮バージョンながら、全40曲近くも・・・ゴージャス!。そして、衣装もカラフルでゴージャス!。

「マリアッチ・デル・ソル」のメンバー7人は歌もダンスも上手。ダンサーのカルロス&マリセラの踊りは、楽しく軽快。カルロスさんのダンスは体軸のブレが全くなくて、凄かったし。ダンスしながら、リボンを蝶結びする妙技には、眼を見張りってしまいました。歌手のビビアーナは、幾つか日本語で歌った曲もあり、抜群の歌唱力。アンコール曲で歌った「また君に恋してる」は、ホールの冠スポンサーの「iichiko」を大いに喜ばせたんじゃないかしら・・・。

太陽と情熱の国の濃厚な音楽を存分に楽しみました。ラテンの曲が日本語で歌われると、なんだか「ムード歌謡」っぽくなるのだなと、新しい発見も・・・。

(11月15日(火)iichikoグランシアタ )


ようこそ、ライブミュージックの世界のおヘソから [★ライブ(Live)]

4年前から開催されているという、『おおいた夢色音楽祭』のステージを見に行きました。

今年は、姉妹都市である「オースティン市」=ライブミュージックの世界のおヘソから、ジェフ・プランケンホーンとジーナ・チャベス、二人のミュージシャンがこの音楽祭のため初来日というので、会場へと出かけました。

一度は行ってみたい観てみたい、憧れの音楽祭SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)。オースティンは、大好きな"Asleep At The Wheel"をはじめ、居並ぶ音楽家たちの住む処、ぜひ訪ねてみたい音楽の巡礼地のひとつでもあります。

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中心街の公園で午後5時半から始まった屋外ライブ。若手とはいえ、実力派の二人。来日前まで、一緒にステージに立ったことはなかったという・・・にわかには信じ難いお話。

来日後、大阪~広島~呉~福岡とライブをこなしながら作られたというステージワークは、「素晴らしい![るんるん]」のひとことでした。オースティンの音楽シーンにおける層の厚さと、すそのの広さ・・・驚愕です。毎晩、100以上のバンドが凌ぎを削るが如くライブ演奏をしているという土地柄を痛感しました。

《Gina Chavez[ぴかぴか(新しい)]

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 メキシコ人の血が1/2流れているというジーナ
ギター、チャランゴを弾きながら
英語とスペイン語で、キュートかつパワフルに歌い
ジェフの弾き語りにあわせて、パーカッションでリズムをとったりと・・・。
 
Lonelyな歌目も、ラテンのリズムでジメジメせず、明るい♬
『Firewater』ってテキーラのことかしら?
 
『Todo Cambia』を歌うよ!とジーナが伝えると
ジェフは、すかさず「いいね!(Perfect!)」と答え
息のあったところを見せてくれました。
ジーナの指導のもと、皆で「Cambia todo cambia」とサビ部分を歌ったりも・・・。
 
《Jeff Plankenhorn[ぴかぴか(新しい)]》 
 
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抜群のラップスティール・ギターでジーナをサポート
声質いいわ、音域広いわ
ギターに劣らず、歌も渋くて上手いジェフ♬ 
誠実そうな人柄がにじみ出ていたので
『Cheating Man』~自身のことではないと思います。
 
二年前に亡くなった敬愛する音楽家、ステファン・ブルトンを偲んでと、
『Day Drinking』を披露してくれ、感激・・・。
 
私たち観客も一緒に楽しく
『Stand By Me』を歌ったりも。
 
清々しい秋風を肌に感じながら、感性あふれる音楽を堪能しました。来年は、オースティンからどんなジャンルの音楽を紹介してもらえるのかしら?と、今から楽しみでなりません。音楽祭が、年を追うごとに発展することを期待し願って・・・。
(10月9日(日)大分市・若草公園)
 

タグ:Sister City
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ゲザとファイブ・デビルズ☆クラリネットはロマの哀愁 [★ライブ(Live)]

ロマの血筋を引くゲザ・ホッス=レゴツキの音楽
ゲサ・ホッス.jpg
 先月、ライブに行きました。
クラッシック音楽の畑で育ったロマの末裔、英才の奏でるヴァイオリンは
斬新、そして刺激的でした。
 
クラッシックの有名曲目も、ゲザの掌中に収められると、突如と変調し、手拍子・足拍子をつけたくなるロマの音楽へと百花繚乱の様変わり。 私が今まで観たロマ系のコンサート(タラフやチャボロ・シュミット)は、一緒に踊れ!楽しめ!なライブだったけど、彼らなりのペースで淡々と演奏していく様子も、これまた、印象的。
ミッシェル・ルグラン、シャルル・アズナブールなど、映像的なメローな曲も堪能でき、また、ビゼーの「カルメン(ハバネラ~闘牛士の歌)」で、お行儀よく観客と楽しく一体化したりと、変化にも富んでいました。
 
何といっても、クラリネットの哀愁を秘めた響きが重なると、一挙にロマ度がアップしてしまいます!。そして、初めて目にした「ツインバロン」が、魅惑の音色を奏でる・・・ゲザと5人の魔王たちに、未知なる調べによる「魔術」をかけられた一夜でもありました。
 
スター性のある若きヴァイオリニスト「ゲザ・ホッス=レゴツキ」 の勢いと気迫を目の当たりにして、近い将来、「トニー・ガトリフ監督」の映画に出演するかもしれない!と確信にも似た思いを感じたのでした・・・次なる「ロマな音楽」は、彼に決まりです!!。
 
 (7月12日(火)iichiko グランシアタ)
 

タグ:ロマ

**Celtic Xmas in Sasebo** [★ライブ(Live)]

佐世保で行われたケルテック・クリスマスは、スコットランドのラウー(LAU)公演

バンド名の「LAU」とは、スコットランドのオークニーの言葉で「太陽光・自然光」を意味するそう・・・その温かく目映く光る、いぶし銀の輝きに、思わず「クラクラ」と、お目目が眩んでしまいそうに・・・。

アコーディオン、ギター、フィドルの三人衆

『メンバーが、たったの三人なのに重厚でスケールの大きいサウンドの凄いバンドだわぁ・・・。』と、目前に繰り広げられる光の祭典に思わず身を乗り出して、目を見張るばかり・・・→食い入ってしまったというほうが、相応しいかも。

アコーディオンのボタンやボディを、パーカッションよろしく叩いて、格好よくリズムをとるわ。足元に並べられたアタッチメントの数々を器用に操作するわ。今にも椅子から転げ落ちそう?と目の離せない、前のめりの演奏姿勢のマーティン。

正統派の流れをくんでいるような歌い方のボーカル、アコーステック・ギターで、只者ではないスライドギターも披露してくれたクリス。

Yin&Yang(陰陽)のフィドルのうち、私の範疇では"Yin"に属するフィドル音を操るエイダン。この日、「映画『ノルウェイの森』を鑑賞して、泣いた。」とか・・・。優しく繊細で、憂いのある音色を奏でてくれました。アンコールで、私の後方に座っていた男性が、「いいねぇ!」と声を上げていました。素晴らしいフィドルに、つい唸ってしまったその気持ち・・・解ります。

(12月17日(金)アルカスSASEBOイベントホール)

三浦町教会.jpg

 「三浦町カトリック教会・聖心天主堂」

会場近く、佐世保駅前のランドマークともいえるこの教会は、昭和6年に建てられたという、来年で80年を迎えるゴシック建築。その荘厳な佇まいは、佐世保を訪れるたび、心を和ませてくれます。第二次世界大戦時には、空襲の目印になるからと、建物が、黒く塗られた歴史があるそうです。今日、明日はクリスマスのごミサですね・・・。

[ぴかぴか(新しい)]Merry Christmas [ぴかぴか(新しい)]


ブルキナファソのアフロ・ブルース [★ライブ(Live)]

西アフリカ・ブルキナファソ出身の「ヴィクター・デメ」

遅咲きの「アフロ・ブルースマン」と称されている彼のライブに行きました。

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哀愁のある歌声と人懐こい笑顔

見るからに人柄の良さが滲み出ていました。

バックのミュージシャンは、実力派というより、凄腕と呼びたい「二組の兄弟」

ギターとベース、そしてパーカッションとコラ、それぞれが兄弟(似てるはずですわ・・・)。

ライブは一見の価値あり!!というより必見!!CDで聴くよりも、数十倍も素晴らしいものでした!! (こんな感動は久しぶり!!)

もちろん、翌日あったレコード店でのインストアライブにも、いそいそと出かけてしまいました。

ブルキナファソからの黄昏アフロ・ブルース こちらが、2007年・48歳でアルバム・デビューした作品。

私は、8曲目の「愛~Djarbi」が、大好きです。

曲のほとんどは、「愛」をテーマにしたもの・・・。

日本人には、なじみ易く美しいメロディー 、そして心地よいリズム。

最大の魅力は、心の琴線に触れる、優しく、力強い歌声だと思います。

歌う喜びを全身全霊で表現しているかのようでした。

(10月12日(火)・東京日仏学院 ラ・ブラスリー)

 


タグ:ブルース

チェロリサイタルの『アヴェ・マリア』 [★ライブ(Live)]

リトアニア出身のチェリストであり、指揮者のダヴィッド・ゲリンガス氏のチェロリサイタルに行きました。

ヘンデルの『チェロソナタ ハ長調』から始まったステージ。優美なサン=サーンスの『白鳥』や『エレジー ハ短調』~フォーレを聴くうちにチェロの音色って、こんなにも物悲しいものだったかしら・・・と思いました。 でも、ファリャ『恋は魔術師より 火祭りの踊り』などロマ音楽にも通じるような明るく躍動感溢れる曲も披露されました。

数々のアンコール曲の中で、グノーの『アヴェ・マリア』が奏でられました。心洗われる素晴らしいもので、私には忘れえぬ喜ばしい一曲となりました。多彩なチェロの音色と秀逸な演奏を堪能することができたリサイタルでした。

(5月19日(水)iichiko音の泉ホール)


☆Mini All Stars☆ハイチ情熱音楽 [★ライブ(Live)]

ミニ・オールスターズのライブに行ってきました。ハイチ生まれのご機嫌な音楽「コンパ」。開演前、会場隣のホテルでプロデューサーのフレッド・ポール氏をお見かけして「ハーイ!」と声をかけたら、にっこりと手を振ってくださいました。

ライブの1曲目は予想通りの『Original Compa』でスタート・・・。

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野音であったカリビアン・カーニバルで 「タブー・コンボ」を観たのが1990年の7月のこと。地方に居を移してからはなかなか観ることのできないカリブ海の音楽ライブ・・・。2枚組CDの『Pure Gold』からはあと、「LA JOIE DE VIVRE」と「FANATIQUES COMPAS」「TI CAROLE」が演奏されました。いずれもライブ用のアレンジ(ちょっと短縮?)でした。
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オリジナルメンバーである、ヴォーカルの「カルロス・グラウデン」、アコーディオンの「リチャード・ドゥオ・ゾウ」と若手を含めた総勢10名の豪華なメンバー。紅一点、ヴォーカルの「ジーナ・デュペルヴィル」はチャーミングで爽やかな魅力に溢れていました。フィナーレで手渡したパイナップルの形をした扇子をパタパタと扇いでくれたとびっきりの笑顔が今でも心に残ります(Thank You!)。

アンコールまでゆったりとそして激しく、楽しくハイチのサウンドに身も心も踊りました。

主催の民主音楽協会さんは、今回から「カリブ海ミュージック・クルーズ 」をシリーズで企画されたとのこと。次回のライブが今からもう、待ち遠しくてなりません。

(8月28日(金)福岡サンパレスホテル&ホール )


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国本武春・弾き語り [★ライブ(Live)]

「国本武春・三味線弾き語り」に行きました。

国本武春氏は何年か前、釈由美子ちゃんの出ていた英語番組にゲスト出演~『三味線でブルー・グラスを演奏する』型破りな人という印象でした。また、音楽番組でバディ・ガイと共演していたYouTubeを見て、ますます興味津々・・・。そして、ライブへと足を運びました。

こちらが夢の競演

ステージに登場した彼のいでたちは、浪曲師然とした紋付袴ではなく、ラフなジーンズ姿。

楽しい浪曲の掛け声のかけ方のレクチャーから始まったライブ、「待ってましたっ」「たっぷり」「名調子」「日本一」と私もいっぱしに掛け声をかけられるようになりました。

挿入曲を交えながらの古典『松山鏡』のあとは、容赦なく、観客を巻き込む国本ワールド全開。お経がベースという『アジアの祈り』、「♪~アンガラ ズーダラ~」の歌詞指導あり。『ハンバーガーKids』では「糖尿、痛風、成人病~♪」のコーラス部分は観客が受けもち・・・。すごく楽しかった~♪

『三味線世界旅行』は、三味線が七変化。ジャパニーズ・バンジョーが最後にはヨーロッパで、スパニッシュ・ギターになっちゃうんだから凄い。その後、『堪忍ブギ』で観客と一体化して大ノリノリ。最後の『ザ・忠臣蔵』は、ロックとバラードで名調子ぶりをアピール。おまけに、「殿中でござる」の演技もご伝授いただき~!!。アンコールの『ええじゃないか』まで笑いのあふれる、息もつかせぬ驚くべきステージワーク。

彼はとても歌が上手い、しかーし、『のどがいい』という表現の方がぴったりでしょう。ご両親ともに浪曲師という天性の素質もあるのでしょうか・・・惚れ惚れするほど『いいのど』してました。

まさにNew Waveな浪曲のコンサート。また、観たいー~聴きたいー~。唸らせる「名調子!!」

(5月8日(金)iichiko 音の泉ホール)


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O mio babbino caro [★ライブ(Live)]

ELENA (2).jpg イタリアから初来日のソプラノ歌手「エレナ・ダンジェロ」さん『Elena d'Angelo』のミニ・ライブに行きました。  『Volare』、『Torna a Surriento』、『'O Sole Mio』、など有名なカンツォーネ数曲の他に、『O mio babbino caro』~(私のお父さん)で素晴らしい歌声を聴くことができました。さすがに、現在舞台を中心にご活躍中というだけあって、アリアで実力発揮というところ、BRAVO!

 とってもチャーミングで、まるでイタリアン・バービーみたいでしょ。全身写ってないのが残念です。

  昨年の春節(最後の週)に上海へ行った時、豫園のスタバで「イタリア人か?」と尋ねられました!!それもイタリアの方からですよ~。中国人に間違えられることは数え切れないくらいあるけど・・。オリバー・ピープルズの色メガネかけてたし、国籍不明だった・・?。浦東空港の入出国審査では、(日本人では珍しく)さらし者のごとく、待ったがかかりました。旅行会社の方も!?で、宝くじ買うことを勧められました。

 ジャンルを問わず、ライブで音楽に触れるとき「生きてる実感」覚える私です。!!


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