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メロウ・メロウ・ワイン [☆酒肴明媚]

「Sacra」
チェリーフレーバーで甘口の「スパークリングワイン」
ワイン.jpg
 イタリア語の「sacra=神聖(サクラ)」と「桜」を掛詞にしているとのこと。
 赤ワインは大の苦手、ワインは白(シャルドネ)、色付きでもロゼ。シャンパンは大好き。だから、ちょい飲みサイズとしてぴったりな甘口(メロウ)ワインだった。
 
ちょっぴりお洒落な感じのスパークリング
ワイン1.jpg
「Pink Champange」という曲の一節
 「シャンパン、シャンパン メロウ・メロウ・ワイン」と歌いながら乾杯しました。
 本来の歌詞は、「Champange Champange  Mellow Mellow Eyes~シャンパ ン シャンパン メロウ メロウ アイズ」のよう。
 でも、「Eyes」を「Wine」と聴こえるように歌っているとしか思えないのだ。わたしの「アホ耳」のせいかもしれないけど・・・。
 
「Pink Champagne」
ヘタウマ加減がステキなジョージィ・フェイム

ちなみに本家のジョー・リギンス(Joe Liggins)は、ルイ・ジョーダン様と同時代のお方なので渋くて憂いがある。↓


気がつけば「左党」 [☆酒肴明媚]

左利きではないのに、お酒をいただくときは「左手」を使っていた。
気がつけば「左党」
お酒呑みの隠語である「ノミ手」だった・・・。
 そして、雑巾を絞る時に左手が上になる。高校生の時に、正しい絞り方をしていないから、絞りがあまいと言われ、右手が上になると知ったんだけど、左手呑みもそれに関連しているのかもと思う。
 気づいた時に、雑巾絞りの逆手を順手に修正するんだけど、習慣はなおりにくいものだ・・・。
山水.jpg
日田の銘酒・老松「山水」(瓶とラベルが変わった)
 
 もうこれは、癖なのだろう、右側に置かれた(置いた)グラスやお猪口は、飲んでるうちにノミ手の左側に移動している。
 右手で酒器を持たないから「右手に焼き鳥、左手にビールグラス」「右手に枝豆、左手にビールジョッキ」という具合。実に効率のよい吞み喰いをしていたのだ。
 今さらだけど、差し向かいで飲んでいると、グラスを間違えられることが多々あった。わたしの左置きが、原因だった。
 
 左手呑みは、父親の影響ではないか?と思った。晩酌は、好んで「手酌オンリー」だった父は、左側にグラスやお猪口を置いていたように記憶しているから・・・。
 酒宴の写真で、検証すべくアルバムを開いてみたところ、4割がた左手使い(ラガーマンは、左手でビールグラスを持つのがマナーとか。でも、父はラグビーとは無縁だった)。あとの6割は、右手で酒を酌み交わしていた。両刀使いだったのだ・・・。
 ついでに私自身の写真を検証すると、どれも左手呑み。板についた使い手なのだ。
 
武士は右手で盃を呑むとか、江戸時代の侍(浪人)は左手だとか・・・。 
 相手に敵意がないことを表すため右手を使うとか、すぐ刀を抜けるように左手とか。
 
マナーの云々、右手でも左手でもいいんだけど
こうなると、左手で呑む人が、とても気になってしまった。
 
小津安二郎の映画『秋日和』で
未亡人の秋子(原節子)は「左党」だった。
秋日和1.jpg
娘のアヤ子(司葉子)と『若松』で外食
「勿体ないから、飲んでしまいましょ~!」と
慣れた手つきで、ビールをお手酌
秋日和2.jpg
グビッと美味しそうに召し上がっていた。
 
 『麦秋』では、紀子(原節子)の友人宅兼店舗の『田むら』で、会社のエロい上司・佐竹(佐野周二)が、お酒をすすめてきた。紀子は、左手でお猪口を受けて呑み、ご返杯した。
 女性が、左手で呑むと色っぽかったり、上品に見えるのではなかろうか?。これは小津監督の演技指導ではないかと思えてきた。
 
『早春』の「煮ても焼いても食えない・キンギョ」
早春の岸恵子.jpg
個室のある「お好み焼き屋」で
グラスのビールを左手に持って、グビッ・・・。
妻帯者の杉山(池辺良)を誘惑するキンギョ(岸恵子)
(いけ好かない役が、とってもお似合いだわっ)
 
細かな演出の小津安二郎監督の指示によるものなのか?
と、思っていたら・・・。
秋日和3.jpg
『小早川家の秋』のDVD特典・監督を囲んでの一枚
 右端の原節子は、大好きだったというビールのグラスを左手で持っている。
板についている様子の原節子であった。
 ということで、左手呑みの「左党」を「原節子呑み」としましょ・・・。

野趣で一献 [☆酒肴明媚]

道の駅あさじで買った
「猪肉の塩こうじ焼」と「どぶろく」
野趣で一献.JPG
「塩こうじ焼」は、袋のまま湯せんして、温めていただきました。
塩こうじ焼き.JPG
【お鉢に移すと、圧縮が解けて増量気味?】
 「女猟師の加工所」で狩猟から調理までされた(ジビエ)の猪肉は、ジンギスカン(羊肉)のような味わい。塩糀に漬け込まれ、柔らかく甘辛い味付け。美味しくソテー(お料理)されていました。サンチュに包んで柚子胡椒を添えると、さらに美味しいだろうと思いました。次回、試してみることにします。
 
竹田の「どぶろく」と一緒に
『野趣を一献』
どぶろく.jpg
猪肉は思った通り、どぶろくと良く合う酒の肴になりました。
 今のところ、盃一杯ほどの酒量で我慢してるけど
大きいサイズの瓶にすれば良かったかなと・・・。

 さらりとした口当たりで呑みやすく、美味しいどぶろく。

『サリモス・どぶろく』は「愛鴨米」で作ったお酒とのこと。合鴨農法で、大きく育った鴨さん達の行く末は・・・レストラン?家庭の食卓?。

智恵美人(純米酒と酒粕) [☆酒肴明媚]

『智恵美人』
おちょぼ口で「おほ、ほっ~」
智恵美人・純米酒.JPG
「桃太郎ぶり」のお刺身を肴に控えめに飲みました。
フルーティーで美味しい純米酒でした。
杵築市にある「中野酒造」のお酒
 
 『智恵美人』というネーミングは、創業者の奥様のお名前(智恵)からとったんですって・・・。愛妻家だったのでしょうか?恐妻家だったのかも?
智恵美人.jpg
そんな「智恵美人」の酒粕を見つけて買いました。
持ち帰っている間に、ひび割れてしまいました。
風味や味には影響はないから、よかった・・・。
この酒粕で、甘酒を作り
冷蔵庫に冷やして飲む予定でありまーす!
 
 ところで、「桃太郎ぶり」は黒麹のエサで育てられているそうで、程よい歯ごたえと脂のりがありました。養殖物のお魚は、日々進化して美味しくなっているんだなぁと思いました。

梅酒≪ゆめうめ≫ [☆酒肴明媚]

「別府八湯を巡って出逢ったのは 素敵な梅酒でした」
 『湯巡梅・ゆめうめ』
という名の「かぼす梅酒」
湯巡梅1.jpg
6年前に「杉乃井ホテル」の売店で買いました。
湯巡梅2.jpg
温泉の湯の花を思わせる、果肉のオリが沈殿していて
コクがあって、美味しい梅酒でした。
その後、杉乃井ホテルに行くたびに
売店をのぞいても、売ってない
みあたらなーい!
 ≪湯巡梅≫ゆめうめ、そんなことになろうとは思ってなかったので、裏面の製造元など写していなかったという、大失態。また、いつの日か巡り逢えますように・・・と願っています。
ところで、わたしの好きな梅酒の飲み方は
①ZIMAで割る
②炭酸水で割る
③オン・ザ・ロック
 特段のお気に入りは、①のZIMA(ジーマ)割り
ジーマと梅酒.jpg
 実は、この飲み方、ライブ会場(渋谷クアトロ)で試飲品の「ZIMA」を頂いて帰ったことが発端。よく冷やして飲んでみたZIMAは、なんだかピンとこない、味気無さを感じるものでした。そこで、手近にあった梅酒で割ってみようと思いつき、試してみたら「すごく美味しかった!!」のです。以来、この飲み方がお気に入りとなりました。
お試しあれ! いけますよ~ジーマ割りは、おススメです。
このところ、少しづつビールや梅酒などを嗜んでいます。
日本酒解禁までは、今しばらくってところ・・・。

美少年 [☆酒肴明媚]

 「美少年」ってアイドル系のグループがあるって、ここ数ヶ月前に知った次第です。事務所さんも、いろんな名前を考えるなぁ・・・と感心しちゃいます。 
 昔、TVで「コウガンの美少年」って、名乗っている方がいらしたことをご存じなら、それなりの年齢の人ですね。
 それで、「コウガン」ぷっふぁー、厚かましい~「紅顔」じゃなくて「厚顔」でしょと、ツッコミを入れました・・・というほど、私も年を重ねていませんけど。
 
「美少年」清夜(せいや)
美少年.jpg
美少年といえば
 熊本を代表するお酒で、取り扱い店も置いてある飲食店も多かったのに、十数年前に米騒動(事故米・偽装など)事件があって、当然、消費者の側として、悪いイメージが残ってしまい、破産も致し方なしって感じになったのよね・・・。長年、店頭で目にすることもなかったけど、今年に入って、CO-OPのカタログに載ってるのを発見!  嬉しかった~!  美味しかったな~と、懐かしさを覚えて注文。
 ところが、現在「療養中」の身の上ゆえ、飲酒の方は・・・。
不思議と、どんな味だったかな?と舐めてみたい気も、飲みたい気持ちにすらならないから、風味が落ちないうちに、家人に飲んでもらいました。
早く、美味しくお酒がいただけるようになりたいものです。
 
 「美少年」という銘柄は、熊本県(上天草市)で、ゆかりのある「天草四郎」のことだろうと、すっかり思い込んでいましたが、違っていました。杜甫の「飲中八仙歌」に登場する「崔宗之」という酒豪の美少年なのだそう・・・。そうか、それでラベルにその漢詩が書かれているのですね。まさか、未成年?!と思ったら、少年というのは、30歳くらいまでをさすのだそうな・・・。

酒の肴に「柿」 [☆酒肴明媚]

 酒の肴(おつまみ)の「柿」といえば『柿の種』あとは『干し柿入りの紅白なます』くらいしか食べたことがなかったのですが、果物の柿そのものが美味しい肴になるって、昨秋にラジオ番組の中で聴いて知りました。『柿の味醂がけ』というそうで、鬼平犯科帳に登場するときき、早速作ってみました。味醂をかけるだけだと言っていたので、とても簡単に肴が出来上がりました。

柿のみりんがけ.JPG柿.JPG

 はじめは、柿をくし切りにしてみましたが、味醂がまとわりすぎたので、次は短冊切りにしてみました。面白い取り合わせで、美味しかったので悪くはないなと、気に入りました。でも、いつも食べる富有柿などの甘柿ではなくて、甘さがちょっと足りないかなと思う柿のほうが、適しているのかもしれません。この日は、ちょいと洒落てみて、柿の絵の付いた『伊万里・虎仙窯』の酒器を使ってみました。)日本酒に合う酒の肴は、さらに探索の余地ありです・・・。

太平山.JPG
秋田県の『太平山』 東北(みちのく)のお酒は、極めて美味~♪

 ところで、花壇の中に自然に生えて育った柿の木がありましたが、花が咲いても実が生らないし、大きくなりすぎて持て余してしまい、とうとう一昨年に伐採してもらいました。あの柿の木には、結実の夢を与えてもらいました・・・残念だったけど。そして、もと通りの「生り物(食べられる)木のない生活」になってます。

「紅茶いのしし」で晩酌 [☆酒肴明媚]

『紅茶いのしし』
晩酌酒.jpg
蔵人の晩酌酒(龍梅を作っている萬力屋)
女性の猟師さんが作っているという商品の「紅茶いのしし」
朝地町の「道の駅 あさじ」で買い求めました。
紅茶でじっくりと煮込まれたイノシシのお肉は
スライスされているので、そのまま食べられます。

 お肉の白い部分は、少し歯ごたえがあり、特に美味しかったです。
ちょっぴり柚子胡椒を添えたら、また格別な風味になり
晩酌(日本酒)のお供にぴったりでした。

「〼晩酌酒〼」 [☆酒肴明媚]

昨秋に限定出荷の「一升瓶酒」を
臼杵に行った折に、立ち寄った酒蔵
「龍梅」の臼杵市野津町=藤居酒造で買い求めました。

【蔵人の晩酌酒』】という名前で
新聞紙のラッピングが、無造作に見えながらも洒落てます。
蔵人の晩酌酒.JPG蔵人晩酌酒.JPG
これが、度数が高くて「くーー、こいーっ!」
利くのなんの、沁みわたって、美味しいのなんのですぅ。
酒呑みのおっさん好みというのかな・・・。
 
 年末におつかいを頼んだ家族から連絡があり、「某所の店頭に一本だけあった!」とのこと、追加で購入してしまったのでした。
純米や大吟醸は、飲み口がいいから、ついグビグビ飲んでしまうけど
このお酒は飲んだ先から利いてくるので
早い話が多くは飲めず、酒代が安く上がる感じです。
 
龍梅 生.JPG
龍梅 生貯蔵酒も大好き[ぴかぴか(新しい)]

ジャケ買いの辛口 [☆酒肴明媚]

酒瓶の猫の絵とデザインに魅かれて
「ラベル買い?」というよりは
レコードのジャケットで、食指が動く
「ジャケ買い」に近い感覚で、購入したお酒
醉心①.jpg
「辛口」というのも、呑みたくなった理由のひとつ
 
醉心②.jpg
「薫酒」というので、クンクンしてみたら
ちょっと甘い木の香りが、たっていました。
爽やかで、飲みやすいながらも、コクがありました。
 
広島県の南部にある蔵元「醉心(すいしん)」
横山大観が、その生涯、もっとも愛飲したお酒とかで
大観が醉心が主食である」と、仰っていたそうです。
ラベルの猫は、大観の絵とは、結びつかないモダンなものだけど
辛口の美味しさに魅かれたことは、よくわかりました。

タグ:日本酒
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