メロウ・メロウ・ワイン [☆酒肴明媚]
「Sacra」
チェリーフレーバーで甘口の「スパークリングワイン」
イタリア語の「sacra=神聖(サクラ)」と「桜」を掛詞にしているとのこと。
赤ワインは大の苦手、ワインは白(シャルドネ)、色付きでもロゼ。シャンパンは大好き。だから、ちょい飲みサイズとしてぴったりな甘口(メロウ)ワインだった。
ちょっぴりお洒落な感じのスパークリング
「Pink Champange」という曲の一節
「シャンパン、シャンパン メロウ・メロウ・ワイン」と歌いながら乾杯しました。
本来の歌詞は、「Champange Champange Mellow Mellow Eyes~シャンパ ン シャンパン メロウ メロウ アイズ」のよう。
でも、「Eyes」を「Wine」と聴こえるように歌っているとしか思えないのだ。わたしの「アホ耳」のせいかもしれないけど・・・。
「Pink Champagne」
ヘタウマ加減がステキなジョージィ・フェイム
ちなみに本家のジョー・リギンス(Joe Liggins)は、ルイ・ジョーダン様と同時代のお方なので渋くて憂いがある。↓
2024-08-17 10:40
気がつけば「左党」 [☆酒肴明媚]
左利きではないのに、お酒をいただくときは「左手」を使っていた。
気がつけば「左党」
お酒呑みの隠語である「ノミ手」だった・・・。
そして、雑巾を絞る時に左手が上になる。高校生の時に、正しい絞り方をしていないから、絞りがあまいと言われ、右手が上になると知ったんだけど、左手呑みもそれに関連しているのかもと思う。
気づいた時に、雑巾絞りの逆手を順手に修正するんだけど、習慣はなおりにくいものだ・・・。
日田の銘酒・老松「山水」(瓶とラベルが変わった)
もうこれは、癖なのだろう、右側に置かれた(置いた)グラスやお猪口は、飲んでるうちにノミ手の左側に移動している。
右手で酒器を持たないから「右手に焼き鳥、左手にビールグラス」「右手に枝豆、左手にビールジョッキ」という具合。実に効率のよい吞み喰いをしていたのだ。
今さらだけど、差し向かいで飲んでいると、グラスを間違えられることが多々あった。わたしの左置きが、原因だった。
左手呑みは、父親の影響ではないか?と思った。晩酌は、好んで「手酌オンリー」だった父は、左側にグラスやお猪口を置いていたように記憶しているから・・・。
酒宴の写真で、検証すべくアルバムを開いてみたところ、4割がた左手使い(ラガーマンは、左手でビールグラスを持つのがマナーとか。でも、父はラグビーとは無縁だった)。あとの6割は、右手で酒を酌み交わしていた。両刀使いだったのだ・・・。
ついでに私自身の写真を検証すると、どれも左手呑み。板についた使い手なのだ。
武士は右手で盃を呑むとか、江戸時代の侍(浪人)は左手だとか・・・。
相手に敵意がないことを表すため右手を使うとか、すぐ刀を抜けるように左手とか。
マナーの云々、右手でも左手でもいいんだけど
こうなると、左手で呑む人が、とても気になってしまった。
小津安二郎の映画『秋日和』で
未亡人の秋子(原節子)は「左党」だった。
娘のアヤ子(司葉子)と『若松』で外食
「勿体ないから、飲んでしまいましょ~!」と
慣れた手つきで、ビールをお手酌
グビッと美味しそうに召し上がっていた。
『麦秋』では、紀子(原節子)の友人宅兼店舗の『田むら』で、会社のエロい上司・佐竹(佐野周二)が、お酒をすすめてきた。紀子は、左手でお猪口を受けて呑み、ご返杯した。
女性が、左手で呑むと色っぽかったり、上品に見えるのではなかろうか?。これは小津監督の演技指導ではないかと思えてきた。
『早春』の「煮ても焼いても食えない・キンギョ」
個室のある「お好み焼き屋」で
グラスのビールを左手に持って、グビッ・・・。
妻帯者の杉山(池辺良)を誘惑するキンギョ(岸恵子)
(いけ好かない役が、とってもお似合いだわっ)
細かな演出の小津安二郎監督の指示によるものなのか?
と、思っていたら・・・。
『小早川家の秋』のDVD特典・監督を囲んでの一枚
右端の原節子は、大好きだったというビールのグラスを左手で持っている。
板についている様子の原節子であった。
ということで、左手呑みの「左党」を「原節子呑み」としましょ・・・。
2024-06-18 15:30
野趣で一献 [☆酒肴明媚]
道の駅あさじで買った
「猪肉の塩こうじ焼」と「どぶろく」
「塩こうじ焼」は、袋のまま湯せんして、温めていただきました。
【お鉢に移すと、圧縮が解けて増量気味?】
「女猟師の加工所」で狩猟から調理までされた(ジビエ)の猪肉は、ジンギスカン(羊肉)のような味わい。塩糀に漬け込まれ、柔らかく甘辛い味付け。美味しくソテー(お料理)されていました。サンチュに包んで柚子胡椒を添えると、さらに美味しいだろうと思いました。次回、試してみることにします。
竹田の「どぶろく」と一緒に
『野趣を一献』
猪肉は思った通り、どぶろくと良く合う酒の肴になりました。
今のところ、盃一杯ほどの酒量で我慢してるけど大きいサイズの瓶にすれば良かったかなと・・・。
さらりとした口当たりで呑みやすく、美味しいどぶろく。
『サリモス・どぶろく』は「愛鴨米」で作ったお酒とのこと。合鴨農法で、大きく育った鴨さん達の行く末は・・・レストラン?家庭の食卓?。
2023-12-01 18:00
智恵美人(純米酒と酒粕) [☆酒肴明媚]
『智恵美人』
おちょぼ口で「おほ、ほっ~」
「桃太郎ぶり」のお刺身を肴に控えめに飲みました。
フルーティーで美味しい純米酒でした。
杵築市にある「中野酒造」のお酒
『智恵美人』というネーミングは、創業者の奥様のお名前(智恵)からとったんですって・・・。愛妻家だったのでしょうか?恐妻家だったのかも?
そんな「智恵美人」の酒粕を見つけて買いました。
持ち帰っている間に、ひび割れてしまいました。
風味や味には影響はないから、よかった・・・。
この酒粕で、甘酒を作り
冷蔵庫に冷やして飲む予定でありまーす!
ところで、「桃太郎ぶり」は黒麹のエサで育てられているそうで、程よい歯ごたえと脂のりがありました。養殖物のお魚は、日々進化して美味しくなっているんだなぁと思いました。
2022-07-21 14:30
梅酒≪ゆめうめ≫ [☆酒肴明媚]
「別府八湯を巡って出逢ったのは 素敵な梅酒でした」
『湯巡梅・ゆめうめ』
という名の「かぼす梅酒」
6年前に「杉乃井ホテル」の売店で買いました。
温泉の湯の花を思わせる、果肉のオリが沈殿していて
コクがあって、美味しい梅酒でした。
その後、杉乃井ホテルに行くたびに
売店をのぞいても、売ってない
みあたらなーい!
≪湯巡梅≫ゆめうめ、そんなことになろうとは思ってなかったので、裏面の製造元など写していなかったという、大失態。また、いつの日か巡り逢えますように・・・と願っています。
ところで、わたしの好きな梅酒の飲み方は
①ZIMAで割る②炭酸水で割る③オン・ザ・ロック
特段のお気に入りは、①のZIMA(ジーマ)割り
実は、この飲み方、ライブ会場(渋谷クアトロ)で試飲品の「ZIMA」を頂いて帰ったことが発端。よく冷やして飲んでみたZIMAは、なんだかピンとこない、味気無さを感じるものでした。そこで、手近にあった梅酒で割ってみようと思いつき、試してみたら「すごく美味しかった!!」のです。以来、この飲み方がお気に入りとなりました。
お試しあれ! いけますよ~ジーマ割りは、おススメです。
このところ、少しづつビールや梅酒などを嗜んでいます。
日本酒解禁までは、今しばらくってところ・・・。
2021-10-05 11:30
美少年 [☆酒肴明媚]
「美少年」ってアイドル系のグループがあるって、ここ数ヶ月前に知った次第です。事務所さんも、いろんな名前を考えるなぁ・・・と感心しちゃいます。
昔、TVで「コウガンの美少年」って、名乗っている方がいらしたことをご存じなら、それなりの年齢の人ですね。
それで、「コウガン」ぷっふぁー、厚かましい~「紅顔」じゃなくて「厚顔」でしょと、ツッコミを入れました・・・というほど、私も年を重ねていませんけど。
「美少年」清夜(せいや)
美少年といえば
熊本を代表するお酒で、取り扱い店も置いてある飲食店も多かったのに、十数年前に米騒動(事故米・偽装など)事件があって、当然、消費者の側として、悪いイメージが残ってしまい、破産も致し方なしって感じになったのよね・・・。長年、店頭で目にすることもなかったけど、今年に入って、CO-OPのカタログに載ってるのを発見! 嬉しかった~! 美味しかったな~と、懐かしさを覚えて注文。
ところが、現在「療養中」の身の上ゆえ、飲酒の方は・・・。
不思議と、どんな味だったかな?と舐めてみたい気も、飲みたい気持ちにすらならないから、風味が落ちないうちに、家人に飲んでもらいました。
早く、美味しくお酒がいただけるようになりたいものです。
「美少年」という銘柄は、熊本県(上天草市)で、ゆかりのある「天草四郎」のことだろうと、すっかり思い込んでいましたが、違っていました。杜甫の「飲中八仙歌」に登場する「崔宗之」という酒豪の美少年なのだそう・・・。そうか、それでラベルにその漢詩が書かれているのですね。まさか、未成年?!と思ったら、少年というのは、30歳くらいまでをさすのだそうな・・・。
2021-07-09 17:00
酒の肴に「柿」 [☆酒肴明媚]
酒の肴(おつまみ)の「柿」といえば『柿の種』あとは『干し柿入りの紅白なます』くらいしか食べたことがなかったのですが、果物の柿そのものが美味しい肴になるって、昨秋にラジオ番組の中で聴いて知りました。『柿の味醂がけ』というそうで、鬼平犯科帳に登場するときき、早速作ってみました。味醂をかけるだけだと言っていたので、とても簡単に肴が出来上がりました。
はじめは、柿をくし切りにしてみましたが、味醂がまとわりすぎたので、次は短冊切りにしてみました。面白い取り合わせで、美味しかったので悪くはないなと、気に入りました。でも、いつも食べる富有柿などの甘柿ではなくて、甘さがちょっと足りないかなと思う柿のほうが、適しているのかもしれません。この日は、ちょいと洒落てみて、柿の絵の付いた『伊万里・虎仙窯』の酒器を使ってみました。)日本酒に合う酒の肴は、さらに探索の余地ありです・・・。
秋田県の『太平山』 東北(みちのく)のお酒は、極めて美味~♪
ところで、花壇の中に自然に生えて育った柿の木がありましたが、花が咲いても実が生らないし、大きくなりすぎて持て余してしまい、とうとう一昨年に伐採してもらいました。あの柿の木には、結実の夢を与えてもらいました・・・残念だったけど。そして、もと通りの「生り物(食べられる)木のない生活」になってます。
2021-02-06 15:30
「紅茶いのしし」で晩酌 [☆酒肴明媚]
『紅茶いのしし』
蔵人の晩酌酒(龍梅を作っている萬力屋)
女性の猟師さんが作っているという商品の「紅茶いのしし」
朝地町の「道の駅 あさじ」で買い求めました。
紅茶でじっくりと煮込まれたイノシシのお肉は
スライスされているので、そのまま食べられます。
お肉の白い部分は、少し歯ごたえがあり、特に美味しかったです。
ちょっぴり柚子胡椒を添えたら、また格別な風味になり
晩酌(日本酒)のお供にぴったりでした。
2021-02-02 15:30
「〼晩酌酒〼」 [☆酒肴明媚]
昨秋に限定出荷の「一升瓶酒」を
臼杵に行った折に、立ち寄った酒蔵
「龍梅」の臼杵市野津町=藤居酒造で買い求めました。【蔵人の『晩酌酒』】という名前で
新聞紙のラッピングが、無造作に見えながらも洒落てます。
これが、度数が高くて「くーー、こいーっ!」
利くのなんの、沁みわたって、美味しいのなんのですぅ。
酒呑みのおっさん好みというのかな・・・。
年末におつかいを頼んだ家族から連絡があり、「某所の店頭に一本だけあった!」とのこと、追加で購入してしまったのでした。
純米や大吟醸は、飲み口がいいから、ついグビグビ飲んでしまうけど
このお酒は飲んだ先から利いてくるので
早い話が多くは飲めず、酒代が安く上がる感じです。
龍梅 生貯蔵酒も大好き
2021-02-01 17:00
ジャケ買いの辛口 [☆酒肴明媚]
酒瓶の猫の絵とデザインに魅かれて
「ラベル買い?」というよりは
レコードのジャケットで、食指が動く
「ジャケ買い」に近い感覚で、購入したお酒
「辛口」というのも、呑みたくなった理由のひとつ
「薫酒」というので、クンクンしてみたら
ちょっと甘い木の香りが、たっていました。
爽やかで、飲みやすいながらも、コクがありました。
広島県の南部にある蔵元「醉心(すいしん)」
横山大観が、その生涯、もっとも愛飲したお酒とかで
大観が「醉心が主食である」と、仰っていたそうです。
ラベルの猫は、大観の絵とは、結びつかないモダンなものだけど
辛口の美味しさに魅かれたことは、よくわかりました。
2020-10-11 15:00
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