SSブログ
前の10件 | -

お山は「味覚の秋」 [☆旅空百景]

お山(高崎山)は味覚の秋
猿参上.JPG
お山へ登るのは、午後からが多く
B群さんたちのお顔を見ることがほとんどだ。
 
たまには、C群のお猿さんたちに会ってみようと
先週末、午前10時半ごろにサル寄せ場に到着したところ
サル集団(C群ではなくB群)は少猿数
それも十数頭にも満たない数なのに
もはや、お山へと帰り始めていてる・・・。
 
 残りのおサルさんはさらに減り、数えるばかりに・・・。
秋の味覚1.jpg
ちゃっかり、園のスタッフさんからお芋をもらって
おサルさんらの頬袋はパンパンだぁ!。
秋の味覚2.jpg
横取りを警戒し落ち着かない様子ながら
好物のお芋をひたすら頬張る姿の可愛らしいこと。
 
スタッフさん方の引き留め「お芋作戦」
残念ながら、功を奏さず、10分も経たぬうちに
おサルのお山に閑古鳥が鳴きはじめた。
秋の味覚.jpg
 「味覚の秋」の山には、お芋よりも美味しいものがあるようで、おサルさんたちは、実りの秋を満喫しつつ、「秋の大運動会」を楽しんだり「行楽」したりと大忙しなのかもしれない。
 
毎年、この時期は、サル寄せ場に出現(出園)が減り
お山管理のスタッフさん方を悩ませる「味覚の秋」なんだそう。


2023-10-01 10:00 

旅の一座は『両狐座』(一文人形遊び) [お気に入り(Freak Out!)]

一文人形 牛若丸.jpg
 牛若丸の一文人形に千代紙で折った京友禅柄のおべべを着せ、折り紙の袴をはかせてと・・・・。
昔ながらの「一文人形」の遊び方を試してみることにしました。
 
 わら束の台に一文人形(首人形)を刺す飾り方は、素朴さが際立ち、それはそれで良い雰囲気があり好きです。
 ここで、あえて一文人形の隆盛期(江戸から大正時代)は、子どもの着せ替え人形だったというスタイルを踏まえ、人形劇仕立てにし、部屋に飾ってみました。
 
 一座の名は、座長である兄弟
(両子)の狐から名付けて
『両狐座(ふたござ)』と申します。
一文人形 着せ替え.jpg
一文人形 牛若・猿若.jpg
牛若・猿若を中心に「千両役者(実は三文役者)チーム」
一文人形 あねさん.jpg
「あねさんと3疋の鬼さんチーム」
一文人形 両狐座.jpg
しがない「旅回りの一座でございます~」
一文人形 あねさんと大黒.jpg
 「涙あり、笑いあり(お色気もあるよ!)の楽しいお芝居」
 「時代物を中心に独特の切り口で、ブラックユーモアを交えて演じております!」という設定にしてみました。
 
着物友禅 おりがみ 友禅折り紙 和紙千代紙 トーヨー
人形に着せている折り紙の着物は
←こちらの「着物友禅(千代紙)」を使いました。
折り方の図解がついています。
ちなみに、現在は別柄になっているようです。
タグ:着物 ドール


2023-09-21 14:00 

一文人形(初めての絵付け) [☆雑記帳]

柞原八幡宮の仲秋祭(浜の市)といえば

「志きし餅」と「一文人形」
一文人形 平成と令和1.jpg
『一文人形』
江戸時代に子どもが手軽に買える値段の
一文で売られていたというお人形

一文人形 平成と令和2.jpg
狐さんがお気に入りなので、2体になってしまいました。
左が平成のキツネ、右は令和のキツネ
 手描きならではの微妙な表情の違うお顔が、趣のある可愛らしい狐さんです。

 この一文人形、胴体がない首だけのお人形なので、わたしには少々気味が悪く思えていて、長らく興味を持つこともないままでいました。その良さに気づかされたのは、由布院の民芸品を扱うお店に行ったときでした。当時(平成)に4体を購入、令和になってから、浜の市に出かけて授与をうけ少しづつ数を増やしているところです。

 今年は残念ながら、人形作家さんの体調不良のため、人形の入荷がなく授与をうけることができませんでした。

 でも、人形の絵付けワークショップを予約することができ参加したので、新たに2体が仲間入りしてくれました。

 ところで、初めての絵付け体験は難しかったの一言につきます。ぶっつけ本番で、細い線を描くのは才能のない凡人には、もうタイヘン・・・お人形は目が命なんですが・・・。

 出来上がった作品がこちら
(噴飯ものにつき閲覧注意!!)
一文人形 絵付け1.jpg
わたしが絵付けしたのは、左の鬼さんです。
題して、ブライアン・ジョーンズに捧ぐ
「Sympathy for the Devil」
 映画「ワン・プラス・ワン」では哀しいかな、痛々しく影のような存在になってしまったブライアンをイメージしてみました。(イメージとは程遠く「お間抜け面」の鬼さんになってしまいました・・・(;´д`)トホホ)
 
 そして、ピート・タウンゼント似の牛若丸は、家人の手によるもの
一文人形 絵付け2.jpg
 絵付けをした本人いわく
「竹田の『姫だるま』みたいな顔になってしまった・・・」とのことでした。
 ほぇっ!『姫だるま??』と言われても?
お顔が凛々しくないのは確かですけど・・・。
 
 わたしには『八艘飛び』をしたという牛若丸(義経)というよりも、ステージ上を飛び跳ねながら、ギターを弾きまくるピート・タウンゼントにしか見えないのです~(笑)
タグ:ドール


2023-09-21 13:00 

半夏生にタコ [★茶余飯后]

昨日は「半夏生」だった。
 
 毎年、半夏生の夕食時には、タコのお刺身や酢の物、カルパッチョなどを食べている。
 ところが今年は、うっかり「タコ」を買い忘れてしまった。
それに気づいたのが、おやつの時間前
雨の中、わざわざ買い物には行きたくない。
「タコ」・・・たこ焼き!!
 はたと、おやつの買い置きに「タコ焼きのクラッカー」があること思い出した。
たこ焼あじ.jpg
そして急遽、おやつに登場させた「タコ」の代用
「たこ焼き味」のあたり前田のクラッカー
たこ焼あじのクラッカー.jpg
  あたりまえだけど、「タコは入っていなかった」(笑)
「ソースマヨ風味」あたり前田のクラッカーは
ビールのおつまみにぴったり
ビールがほしくなったのだった。
 
 こちらがふつうの
あたり前田のクラッカー
あたり前田.jpg
おやつには、やっぱりこっちだなと思った。
昭和の味でもあるし・・・。


2023-07-03 17:30 

「せうゆ」いろいろ [☆雑記帳]

「せうゆ」いろいろ増えて〼
せうゆ1.jpg
せうゆ(お醤油)冷蔵庫内に6本
せうゆ2.jpg
いつの間にか我が家のお醤油も用途別に増えて
お料理に「こいくち」「丸大豆生」
  かけ醤油として「木樽醤油」「あまくておいしい」そして、料理用と兼用で「吉野杉樽天然醸造」
 九州の醤油は甘辛いものが多いなか、「あまくておいしい」は、意外とクセになる甘さです。鰹の風味のお醤油なので、焼いたお餅に砂糖醤油かわりにして、食べたてみたら、とても美味しかったです。
 「にんにく醤油(ユワキヤ醤油)」は、カレーなどの隠し味にしたり、炒め物料理に使ったりしています。
 別府の「カトレア醤油」は、叔母から「煮物などこれ一本ですむ」とすすめられて使い始めました。最初は分量がつかめなかったんですが、卵料理との相性がバッグンなので、欠かせないお醤油になりました。(近ごろでは、デパートでも買えるほど有名な醤油になりました。)
 昭和の時代、母は「こいくち」「うすくち」「刺身しょうゆ」の3つを常備して使っていました。
 昨今、お醤油の種類も増え、「うすくち」は余ってしまうので買わなくなり、代わりに「白だし」などのだし入り醤油が便利なので、主に使うようになりました。
 「お刺身しょうゆ」もお正月用などにミニボトルを買いますが、切らしたら「木樽醤油」や「吉野杉樽」などを使っています。
 
 ところで、昨年の秋に臼杵の「フンドーキン」の工場に行く機会があって、醤油を熟成させている巨大なタンクや吉野杉の大樽や製造工程を見学しました。
世界一の醤油木樽.JPG
いつも買っているお醤油を
熟成させている吉野杉の樽、カナダ産のヒバ樽
臼杵の食(醤油コース).jpg
そして、ステンレスでできたタンクなども見学
時間をかけて美味しいお醤油が作られていました。
 醸造の町といわれる臼杵市が、ユネスコの「食文化創造都市」に認定されたという理由がわかりました。そして、お醤油醸造の奥深さも実感しました。
タグ:別府 醤油 臼杵


2023-06-17 14:20 

「みどりのかげ」 [☆旅空百景]

遊歩公園にあった白い像
(セメント)の「みどりのかげ」
大分・みどりのかげ2.jpg
 十数年前にたまたま、行事でコンパルホール4階(多目的ホール)を訪れることがあり、ホールの横に設置されていて、懐かしく眺めました。

 そして、その時にこれがセメント製だったと知って、驚きました。
大分・みどりのかげ1.jpg
 わたしが子どものころには「滝廉太郎像」の隣に並んでいました。
 四季折々、色を変える公園の樹木の傍ら、陽光に照らされる白い像
 遠い記憶にあっても、木々の織りなす色彩、特に緑に映える白い像の美しさが、印象深く脳裏に焼き付いて残っています。
朝倉文夫展覧会.jpg
それから、2015年に初めて朝倉文夫記念館へ
 
 立ち寄った「記念文化ホール」の脇に「みどりのかげ」がありました。
朝地・みどりのかげ.jpg
屋外と室内では、特に表情の違いが見てとれました。
 やっぱり、「みどりのかげ」は屋外にあるほうが生き生きとしている感じ。「ブロンズより白がいいな」「わたしは昔のほうが好きだな」と思いました。
 
 ところで、その数年後に再訪した際、この像は記念館の常設展示へ移設されていました。屋根のある屋外だったとはいえ、セメント製の宿命には逆らえなかったのでしょう・・・。


2023-06-11 21:00 

トークイベント"朝倉文夫を語る" [☆雑記帳]

朝倉文夫 OPAM.jpg
 朝倉文夫生誕140周年記念で「猫と巡る140年、そして現在」がはじまりました。
 
 開催初日に、谷中の台東区立朝倉彫塑館の主任研究員さん、朝地町の朝倉文夫記念館の館長さんらの登壇という、超目玉なトークイベントがありました。
 この日、お話を伺ううちに『高崎山のジュピター像』は「自然主義的写実描写」&「アサクリック」から鑑みると、自然に囲まれた今の状態こそが、あるべき姿なのだと思いました。
 現在、遊歩公園にある「みどりのかげ」像はブロンズになっていますが、以前の姿は白い像でした。
 「みどりのかげ」はブロンズと白(セメント)では、ずいぶんと印象が違って見えます。
 わたしは白い像の方が好きです。
 公園の東側に親戚の家があるので、幼い頃からその白い像を見慣れていたため、白い像が気に入っているのかなと思っていましたが、トークイベントで主任研究員の戸張さんが「朝倉は、白が好きだったと思われる」というお話があって、「やっぱりね」と腑に落ちた気がしました。ちなみに、その白い「みどりのかげ」は、大分市のコンパルホール内と朝地町の記念館に展示されています。


2023-06-11 16:00 

初代ボスザル「ジュピター」の像 [☆旅空百景]

高崎山には、悪い言い方だけど
宝の持ち腐れともいえる彫塑が存在している。
 
初代ボスザル「ジュピター」の像
ジュピター3.jpg
ジュピター1.jpg
朝倉文夫先生の素晴らしい彫塑
サルの体つきを実写的に表現し
力強い手足、野生ならではの眼光の鋭さ
ボスザルの威厳と包容力も感じさせる。
 
 以前は、サル寄せ場へとつづく、メインの入り口で現在は通行止めになっている石段の脇にその像はある。
ジュピター2.jpg
 もはや人目のつきにくくなった場所に、お宝を置いておくなんてと、高崎山へ行くたび、複雑な気持ちになってしまう。これぞ市の財産として、駅前や公園など公共の場所に移設もしくは、美術館で展示するのが相応しくないかい?と思うのだけど、ここはお寺さま(萬壽寺)の所有地、そう簡単にはいかないのかな?「あーぁ。もったいない」
 
 でも、この「ジュピター」の彫塑の近くには、寺のお地蔵さまなどの石像が点在していて、なんとなく周りに溶け込んでいるようにも見受けられる。
 「ジュピター」は、おサルさんたちの「守りご本尊さま」として、高崎山全体を見守っているように思えなくもない。


2023-06-06 16:00 

さるっこレール [☆旅空百景]

高崎山のサル寄せ場までを走る「さるっこレール」
眼下に広がる海と
山のおサルさんを眺めながらの片道約4分
さるっこレール.jpg
高崎山自然動物園への入園料を支払ったあと
「えっさほいさっさ」と坂道を徒歩で行く(料金要らず)と
モノレール(往復で料金110円)がある。
 
 上りモノレールでは、サル寄せ場に到着するまで、指原莉乃のガイドアナウンスが流れて、とってもいい感じなのだ。でも下りのアナウンスは、なーーーんもないというのが残念。少しは商売っ気を出して「楽しんでいただけましたか?」とか「またのご来園をお待ちしてます!」「引き続き、おんせん県をエンジョイしてくださいね。」など、観光大使としてのアナウンスがあると喜ばしいのにな・・・。
 
昼下がりの高崎山で
太平洋(別府湾)を背にし
「裕次郎ポーズ」の子ザルさん!!
おもわず、シャッターを押した
さるっこ.jpg
「俺は待ってるぜ!」


2023-06-06 14:20 

ゴローがトップになった日 [☆旅空百景]

 高崎山のB群トップの座が「ゴロー」になったというニュースを聞きつけ、彼の晴れ姿を見るため「就任式(2023年5月26日)」に行ってきた。
ゴロー①.jpg
いつ見てもいい男前(猿)ぶり[黒ハート] 
 ヤケイ(♀)より優位になったと認定され、この日の主役に躍り出たゴロー
棚からぼた餅式というか
女(♀)のチカラで頂点に立つてしまったのかしら~
 
 ステージに立つ前のゴローは、美味しい落花生のサービスを受け、ちょっとご機嫌な様子。これから一世一代のイベントがあるなんてことも・・・なーーんも知らない。
ゴロー2.jpg
(真正面からのお顔も撮れた)
 
マスコットキャラクターのタッキーが就任の辞令を受け取り
就任式.jpg
 ステージ裏では、出番待ちのゴロー
 (下の写真、左の隅に顔がのぞいてる・注意を引き付けるスタッフさんとゴロー)
 
そして、いよいよ主役のゴローがステージに登場
ゴロー3.jpg
垂れ幕の紐にくくりつけられた芋を目指して
豪快にジャンプ!!
 
就任のご褒美に初めて
「バナナ」を御馳走されたゴロー。
ゴロー⑤.jpg
 バナナの美味しさが忘れられないようで、しばらくの間、皮をなめたり齧ってみたりしていたゴロー。
ゴロー4.jpg
 そして、この場所(壇上)に居れば、またバナナにありつけると思っていたのか?、未練たらしく緋毛氈の上にへばりついていた、可愛いゴロー・・・。
 ステージの解体が始まり、騒音がしても動じることなく、居座り続けていた。(笑)
 
 ゴローの天下は、いつまで続くかはわからない。幸いにも、今のところ三日天下で終わっていない。
 晴れ舞台に立ち合えてよかったと、ファン冥利につきる思いなのだ~。


2023-05-29 14:30 

前の10件 | -