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猫とイスタンブール [猫コレ♡にゃんにゃん]

猫の都イスタンブール.jpg
「猫の都イスタンブールに住んでみた」を読んでみた。
 
 その昔、世界中を旅する番組で有名だったジャーナリストの兼高かおるさんが、トークが中心のテレビ番組(徹子の部屋だったかも?)に出演されたとき「もし、結婚相手を選ぶとするなら、トルコ人の男性」って話していた。トルコの男性は親切だし、優しいのだと大絶賛なさっていたのだ。そんなトルコのイスタンブール、「猫の都」の正体に興味津々というわけで・・・。
 
 イスタンブールでは、治療が必要な犬猫がいた場合、自治体のコールセンターへ連絡すると獣医さんの乗った救急車が駆け付けてくれるというのだ。しかも、公立の動物病院では、野良の犬・猫・鳥の診察代金と入院費用が無料。「動物病院」に公立のものがあるなんてのも驚きだ。そして、子どもたちは学校で動物愛護の教育を受けているというのだ。なんて素晴らしいところなんだろう。
 
 本に載っている猫ちゃんたちの写真どれもが、可愛がられているからか、険しさのない目つきをしていて、安らぎを与えてくれる(全部、ポストカードになりそう)。猫の写真や話題のみならず、旅や不動産事情、美味しそうなお料理の話もあり。特に「サバ(鯖)サンド」は食べてみたくなった。
 
 一度は旅してみたい「トルコ・イスタンブール」
「イスタンブール」といえば「イスタンブール・マンボ」
(ムーンライダーズ)で 

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早咲きカサブランカ [★花聴風月(Flower)]

6月に早咲きカサブランカの球根を植えた。
早咲きカサブランカ.jpg
咲いた、さいた「カサブランカ」
開花予定は9~10月と説明書にあるものの
約2ヶ月ほどで花が咲き、その成長の早さに驚かされた。

花一輪でも、ゴージャスなカサブランカ
強い芳香を放つ、カサブランカ
花壇から女王様が誕生しました。
 
 先週、このピンクのカサブランカより先に、真っ白な「カサブランカ(白い家)」が咲きましたが、カメラにおさめる前に白い花びらが花粉まみれになってしまい、時期を逃し、姿を残せませんでした。
 夏に咲く花々は、一日花のハイビスカスを筆頭に「花のいのちは短くて」を地で行くような感じがします。

「宗方姉妹」救世主はデコちゃん [☆映画(Cinema)]

 「宗方姉妹」は、二女・満里子(高峰秀子)の存在(演技)がなければ、惨憺たる映画だったのではないかと思う。
 古風すぎるタイプの長女・節子(田中絹代)は、夫・三村(山村聰)から「貴様のそこが嫌なんだ」と言われ、理不尽に何度も頬をぶたれる。三村は、先生と呼ばれプライドが高い、猫好き。親子猫4匹ほどの世話をしている。妻の実家に住み、仕事にもつかず一杯飲み屋で酒をあおる。
 そのうえ「女房なんてものは衆愚の代表、重宝な道具だ、呼び鈴だ、洗濯板だ」とほざく三村、最期まで嫌悪感しかなかった。女性が結婚すると「法律上は無能力者」とされる明治民法(連続テレビ小説「虎に翼」を見て知った)は、とうに終わり新憲法が施行されているはずなのに。三村は男女の平等を認めることができない。戦前に取り残された、時代遅れの憐れな男なのかも・・・。
 
ところで、そんな暗い影の漂うスクリーンの中で
救世主はデコちゃんこと、高峰秀子
高峰秀子.jpg
 父・宗方(笠智衆)が、満里子をからかう。「なりばかり大きくてなかなか勇敢だよ、ハッキリしたもんだよ、今舌出すよ」「出さないかな今度は」「出るんならもう出ていい時分だが」と言われ・・・口を尖らせてみせる。そして、隙をみてお茶目にベーッと舌を出すという、可愛らしいしぐさ。
 男前の田代(上原健)のパリ時代の友人という有閑マダムの真下頼子が、気に入らないので意地悪をする満里子。
 「お酒は灘に限るって」と言ったり、元特攻隊の前島に「飲め、のめプロペラ」とはやし立てる。
 デコちゃん、最高
 
 節子が「京都の山ってどうして紫に見えるのかしら」というと、満里子は口をぱくぱくさせて「パクパク お汁粉の色みたい」ふたりは笑って「THE END」となった。
 
 父の宗方は胃がんで、お酒を飲みながら節子に「もうあといくらもないんだよ」という(お酒のお銚子の中身のことではなく)。「お父さん、もう長くもなさそうだ」とつぶやく。苔寺で見た「椿の花がひとつ苔の上に落ちていた」~「昔から日本のものにもなかなかいいものがあるよ」と話す場面が心にしみた。
 
 節子は「自分に嘘をつかないことが一番大事なことだと思ったの」「ほんとうに新しいってことは、いつまでたっても古くならないこと」と言った・・・。節子は田代に別れを告げ、ふたりの仲は終わったと分っていても。小津安二郎監督の作品としては、なんとなくまとまりに欠ける感じがしている。

メロウ・メロウ・ワイン [☆酒肴明媚]

「Sacra」
チェリーフレーバーで甘口の「スパークリングワイン」
ワイン.jpg
 イタリア語の「sacra=神聖(サクラ)」と「桜」を掛詞にしているとのこと。
 赤ワインは大の苦手、ワインは白(シャルドネ)、色付きでもロゼ。シャンパンは大好き。だから、ちょい飲みサイズとしてぴったりな甘口(メロウ)ワインだった。
 
ちょっぴりお洒落な感じのスパークリング
ワイン1.jpg
「Pink Champange」という曲の一節
 「シャンパン、シャンパン メロウ・メロウ・ワイン」と歌いながら乾杯しました。
 本来の歌詞は、「Champange Champange  Mellow Mellow Eyes~シャンパ ン シャンパン メロウ メロウ アイズ」のよう。
 でも、「Eyes」を「Wine」と聴こえるように歌っているとしか思えないのだ。わたしの「アホ耳」のせいかもしれないけど・・・。
 
「Pink Champagne」
ヘタウマ加減がステキなジョージィ・フェイム

ちなみに本家のジョー・リギンス(Joe Liggins)は、ルイ・ジョーダン様と同時代のお方なので渋くて憂いがある。↓


◎柿の種◎ピーナッツが出たり入ったり [★茶余飯后]

お茶菓子におつまみに
定番の「柿の種」
 
「亀田製菓」の柿の種「いつもはピーナッツ入り」
でも、ピーナッツなし(10:0)というのがありました。
ピーナツなしの柿の種.jpg
ピーナッツが出払っていましたが
これは、これで美味しゅうございました。
 
いつもはピーナッツの入っていない「浪花屋」の柿の種ですが
こちらは「ピー入り 柿の種」
浪花屋.jpg
(国産)ピーナッツが入っておりました。
やっぱり、美味しゅうございました。
 
ピーナッツが、出たり入ったりしても
美味しい「柿の種」
お出入り自由な「柿の種」の「ピーナッツ」

銀幕の女優たち [☆映画(Cinema)]

 小津安二郎監督作品の妙齢(当時なら結婚適齢期)の娘役、昭和の「銀幕の女優たち」は、艶やかでキレイな方ばかり。しかも、主人公よりも華やかで目立ってしまうことが多々あり。
 代表格は、「秋日和」の秋子(原節子)の娘(アヤ子)の友人・佐々木百合子(岡田茉莉子)。娘・アヤ子(司葉子)をすっかり食ってしまっていたよう・・・。
岡田茉莉子1 (2).jpg
寿司屋の娘は、とにかく可愛い。
 会社を午後から早退して、おっさんトリオと直談判。おっさんたちを手懐ける。
岡田茉莉子2.jpg
披露宴出席時の素敵なドレス
花嫁さんより綺麗だったんじゃないの!
 
 そして、「麦秋」の紀子(原節子)より、友人・アヤ(淡島千景)のほうが、初々しくて可愛いらしいと思う。(単なる好みの問題かもしれないけど)。
 
 完全に主役たちを食ってしまっていると思ったのが「彼岸花」に登場する、京都の旅館「佐々木」の女将(浪花千栄子)と娘の幸子(山本富士子)。
 
 このふたりは最強。女将の長話に対抗して、廊下に「早く帰って」と逆さ箒のおまじないをかけても、もとに戻してしまうし・・・。
 山本富士子の笑顔と和服姿のたたずまいの美しさ。「有馬稲子と久我美子」のふたりが束になってかかっても、太刀打ちできない。山本富士子というお山の存在感で、可哀そうなくらい影が薄くなってしまっている。
 
映画冒頭の結婚式場のシーンに映っている
「富士山」の絵
山は富士.jpg
実は、この作品は「山本富士子さんの映画」になってしまいました。
なんて感じの予告とも、とれてしまうような・・・。
(映画オープニングの松竹「富士山」とは別物で)。
 
 
「秋刀魚の味」の娘・路子(岩下志麻)は、友人が出てこなかったからか、向かうところ敵なしの美しさだった。
 
「秋日和」に登場する会社「三和商事」
そこの事務員役(岩下志麻)
岩下志麻.jpg
清楚で可愛いよーー!!
この時、すでに監督の目にとまっていたのね。
大女優への片鱗をうかがわせます。

東京暮色「原節子とマスク」 [☆映画(Cinema)]

救いようのない結末を知っているので
みるのを避けてきた小津安二郎の映画
「東京暮色」
 
長女:孝子(原節子)の母親に対する強烈な嫌悪感
二女:明子(有馬稲子)は、愛想笑いひとつ浮かべぬ仏頂面
父親(笠智衆)の不甲斐なさ
なんとも暗く、重たい映画
 そんななか、面白い点を探したらけっこう出てきました。
 
深夜喫茶で妹が補導され、警察へむかえにゆく孝子(原節子)
「マスク」姿は、風邪予防と防寒対策を兼ねていると思いきや
東京暮色2.jpg
 不倫の末、父と別れて家を出た母親(山田五十鈴)を尋ねるため、日中に五反田の雀荘へ向かう時も「マスク」姿であった。
ということは「変装のたぐい」になるような・・?
「原節子とマスク」
なにやら妙に艶めかしく見える。
そして、マスクをしたほうが、かえって目立ってしまう原節子
 
せわしない叔母さん(重子)役がお似合いの杉村春子
半ば強引に二女(明子)のお見合い話をすすめる。
東京暮色1.jpg
 お相手は「顔の鼻から下にかけてが、錦之助(当時は中村錦之助)に似ている」らしいというお話。この映画では、叔母のすすめた錦之助に似たお見合い相手とは会うことすらできなかったのに、実生活では、萬屋錦之介(中村錦之助)の最初の妻となった、有馬稲子。この映画で二人は引き合わされたという訳ではないかもしれないけれど・・・たいへん、興味深い。昔は、映画スターの結婚といえば、週刊誌が大きく取り上げたことでしょうから、この辺の話題もきっと出たんじゃないかしら・・・。
 
 「ラージポンポン」「アプレ(アプレゲール)」なんて言葉(死語)は、今どきの若い人は皆目わからないはず。わたしも、「チャンソバ屋」って一瞬「?」だったし・・・。警察署で「女の腰巻なんか盗んで、どうするんだ~」などと取り調べを受けていた男には、大いに笑わせてもらいました。腰巻といえば「早春」で母親(浦辺粂子)に「おッ母さん、腰巻下がってますよ」と言う、息子の康一役だった田浦正巳が、明子の交際相手の木村だった。簡単服(あっぱっぱ)に、シミチョロ(死語)だと思っていたら、まさかの腰巻だった・・・。浦辺粂子は小料理屋(小松)の女将役で登場していました。
また、「お早よう」で、謎の念仏を唱えたり、押し売りを撃退するユニークなお産婆さん役だった三好栄子が、女医さん役で出演しているのを発見できました。
 母親(山田五十鈴)の哀愁漂う演技、可哀そうな母の姿に心が痛んだ。
 陰鬱で暗い映画にもかかわらず、巧い俳優さんたちの出演と小技の効果で、救われた感じがした映画でした。

どらやき [茶余飯后(和スイーツ)]

「どらやき」好きなんです。(粒あんが大好きだし)
 最近、手軽に買える「井村屋」さんの「小ぶりでおいしいどら焼き」にご執心ちゅう。スーパーに行くと、つい誘惑に負けて買ってしまいます。小さめのどら焼きが4個入りという憎たらしいサイズと価格・・・・。
 そして、どら焼きは、やや日持ちがするので、和菓子屋さんで、ついつい「ついで買い」などもしてしまいます。
 
別府の「讃州堂」さんのどらやきは
「ふわぁっどら」2種類あります。
どらやき1.jpg
どらやき.jpg
手前のこんがりと色つきが「黒糖」、奥は「ふつう」の
「ふわぁっどら」
名前通り、どら生地がふわっとしています。
甘さもちょうどよくて美味しい。
 
 大分市の「高橋水月堂」さん、「関あじ・関さば」の最中で、有名な和菓子店です。
こちらは「大分どら焼」という名前
大分どら焼1.jpg
レギュラーと抹茶の2種類があります。
ずっしり粒あんが入っていて
けっこう、ボリュームがありました。
おおいた・どら焼き2.jpg
こちらが、抹茶どら焼
どら焼きの皮(生地)に抹茶が入ってました。

プリン&ぷりん(別府温泉) [茶余飯后(洋スイーツ)]

別府といえば「地獄蒸しプリン」
地獄蒸しプリン.jpg
明礬温泉「岡本屋」さん
「カスタード」と「抹茶キャラメル」どちらも大好き。
地獄蒸しぷりん.jpg
でも、プリンは地獄蒸しだけじゃないのです。
美味しいプリン(ぷりん)が、ほかにもあり〼
 
「和三盆糖のぷりん」
プリン.jpg
和菓子の讃州堂さん
和三盆糖を使っているので、甘さがくどくなくて
なめらかな舌触りで、美味しい。
 
 「はま[いい気分(温泉)]わき ぷりん」
はまわきプリン.jpg
浜脇温泉にある「ゴドー饅頭店・『杏樹』」さん
コクのある「ぷりん」でした。

タグ:別府 抹茶

風よ吹け [★花聴風月(Flower)]

今年は、8月に入って
ハイビスカスが順調に花をつけています。
2024.jpg
植え替えしなくちゃと言いながら、そのままにしているので
花は咲かないだろうと思っていました。
 
 ところが、7月の酷暑(猛暑日続き)に耐え、10以上のつぼみをつけて、1日おきくらいに1~2輪づつ、花開いています。
 
それにしても風も吹かないし、雨も降らない。
台風も来ない。でも、地震はやってきた。
 
震源地が日向灘の地震が起きた(8/8)から
夕方になると、ツクツクボウシが鳴いている。
今年は早く鳴き始めていて、なんだか変なのだ。
パンダの風車.jpg
少し風があっても、それは熱風で
ただ暑いだけだから、100均の風車も回りません。
風よ吹け
 
7月に黄色い花を咲かせてくれているサボテン(錦繍玉)
植え替えをしてないからか、今年は花が付きませんでした。
昆虫も植物たちも、けんめいに生きているんだなと思います。 

タグ: 100均
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