SSブログ

続・黒い悲劇のTシャツ [☆音楽(Music)]

1992年のデヴィッド・バーンのライブツアー「uh-oh」
「黒い悲劇のTシャツ」事件が起きて・・・
 タンスの肥やしならぬ、スーツケースの肥やしのTシャツを点検することになりました。というのも、消費生活センターの「長期間保管した衣料のトラブル(色移り・脆化)」説明によると「衣料品は着用しなくても保管中に環境の影響をうけて経年劣化する」ことや「染料の問題」が判りました。綿、麻の素材を長期保管する場合は、「洗うこと」が必要なんですって・・・お恥ずかしいことに知りませんでした。
 この10年ほどの間、引っ越しや、何やかや身辺が慌ただしく、ほったらかしだったので、さもありなんな結果でもあります。今のところ「続・黒い悲劇のTシャツ」が4枚判明してしまいました。これから先も出てきそうな嫌な予感すら・・あぁぁ~考えないようにしよう。
Tシャツ4.jpg
 上は1998年の来日公演(カントリー・ゴールド)で、下は1993年の来日ツアーで、それぞれ会場で購入したものです。
一見、劣化してるとは気づかなかったのですが、水につけると黒い汁が噴出しました。黒い炭のような色で「墨汁」というより「黒汁」です。そして、生地がバリッと裂けて破れました。もう、ぼろ布とも言えない「破片物(お陀仏さん)」と化しました。コンサートやライブの想い出の品が無残な姿になってしまうのです・・・カナシイ(涙[たらーっ(汗)]
 
この柄のTシャツ(1990年公演)は
ラベル違いで2枚もっていました。
Tシャツ.jpg
 「HAND TEX」ラベルの一枚は無事でしたが、もう一枚の「BROCKUM COLLECTION」は破片物(お陀仏さん)になりました。どちらも会場の東京ドームで購入したもので、全く同じに見えた2枚でしたが、染料が違っていたんですね。
以上、3点は綿100%でした。
 
 そうこうしているうちに、所沢市にある古着屋さんのサイト「古着屋 GREEN HEAVEN 日記」で、1990年代初頭のデッドストック(死蔵品)の中で、黒いTシャツ(音楽関連)のものは「黒の染料に原因があって、経年劣化が起きることがある」という、とても参考になるお話を見つけました。【こちらがその記事です→「実録! 経年劣化の恐怖!」】
(「古着屋 GREEN HEAVENさん」デッドストックは、一度洗って確認の上、販売していらっしゃるとのこと。とても良心的でプロ意識が高いなと感心しました。)
 
1989年、北米ツアーのTシャツ
Tシャツ1.jpg
これも会場(東京ドーム)で購入しました。
 綿とポリエステルの混合(各50%)なので、無事かと思っていたら、「黒汁」まみれが止まりませんでした。破れないけど、洗うごとに生地が薄くなるようなので「お陀仏さん」認定を下して、捨てました。
 
 黒Tシャツ洗いを続けているうちにアブナイ「黒汁」の色味が判ってきました。大丈夫なときは、黒というより「赤茶けた黒褐色」が出てくるのです。
 
 音楽関連の「黒Tシャツ」には、くれぐれもご注意ください!
 「古着屋 GREEN HEAVEN」さんがおっしゃってるように、ネットショッピングや個人の売買は要注意ですよ・・・。
でもね~黒いTシャツってカッコイイ! からね~
つい、選んでしまうのよね「黒」

黒い悲劇のTシャツ [☆音楽(Music)]

デヴィッド・バーンの「アメリカン・ユートピア」
ぜひとも映画館で鑑賞したいところです。
でも・・・体調などを考慮すると、無理
ということで、家人がデヴィッド・バーンの
Tシャツを譲ってくれることになりました。
 
ところが・・・喜びもつかの間
シャツを広げた途端にこの有様
デビッドバーン.JPG
ずっと着てみたかったTシャツ
 一度も袖を通したことのない新品
 
まるで、痴話げんかでもして
不満がTシャツに向けられたみたいに
「破れて、裂けて、木端みじん・・・」
デビッドバーン Tシャツ.jpg
格好いいTシャツだったのに・・・なみだ涙の
黒い悲劇のTシャツ
 
なにゆえ、こんなことになってしまったの?
 『わたしのTシャツコレクションは、大丈夫かしら?』と心配になってしまいました。
そして、その不安は・・・現実のものとなってしまったのです。 お話はつづく・・・。