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=蒙然『夢の中の恋人』=木浦市立芸術団 別府公演 [☆舞台(Stage)]

別府市と大韓民国・木浦市は、27年前から姉妹都市として、交流を深めている一環として、木浦市立芸術団の公演がありました。韓国の伝統舞踏、パンソリ、国民歌謡のほか、カンツォーネなどの声楽も披露され、たいへん見ごたえのある舞台の数々でした。

木浦市立舞踏団① (2).jpg
市立舞踏団の優雅な踊り
 
国の安泰と平和を祈る、華やかな『黎明の光~泰平舞』で始まったステージ。三人の乙女が鶴になったという伝説から誕生したという『木浦の鶴踊り』~幻想的な鶴のラインダンスのようでした。羽ばたく鶴の群れの踊りは、憂いと儚さを秘めているかのようで、幽玄であり優麗でした。
『ゼンガン舞』は、北朝鮮風ということで、テンポが速く躍動感あふれる踊り。『年少踏青~舞と恋歌』、若き両班と芸妓の舞は、タイトルのとおり「夢の中の恋人」のようでした。絵画的で「春香伝」、「ファン・ジニ」とか・・・そんな感じがしました→ベタな感想です。
 
木浦市立舞踏団②.jpg

 『五鼓舞』

五面の太鼓を踊りながら叩く14名と伴奏の3名、17名が繰り広げるフィナーレは、圧巻でした。おもわず「わぁ!・・」と声をあげてしまいました。アガシたちのリズミカルで情熱的な太鼓に酔いしれました。
 
韓国の西南部に位置する、海洋観光都市の木浦市。貴重な伝統文化に触れることができて、さらに韓国を身近に感じることができました。このような高い芸術性のある素晴らしいステージを観る機会に恵まれ、とても嬉しく思います。
(10月24日(月) 別府ビーコンプラザ・フィルハーモニアホール)

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