雪月花 [茶余飯后(和スイーツ)]
「雪月花」
特にご年配の方への
手土産として、お遣い物としても
先様に喜ばれる、とても手堅いお菓子
柚子を練り込んだアンコの味は、お上品な甘さ
アンコを包んでいる薄皮せんべいは
唇に張り付くことがあります
(あくまでも、わたくしの場合)
柚子の絵は、落款印のとおり福田平八郎画伯の手によるもの。そして長年、達筆な題字も画伯だと思い込んでいたら、なんと!彫塑の巨匠・朝倉文夫先生がお書きになったものだったのです。いゃ~つい2年ほど前に知って驚きました。
郷土の誇る 巨頭コンビの
豪華すぎる装丁
柚子練を包んだ三色の薄皮は「雪」の白色「月」の青色「花」の桃色
福田平八郎画伯は、同じ市内の生まれだから、生家の場所もよく知っているし、子どもの頃から馴染みの深いお方。
朝倉文夫先生といえば、真っ先に思い浮かぶのが「滝廉太郎像」、あと市内には彫塑が数基あるので、ずっと名前は知ってる程度の方でした。
昨年の5月、はじめて「朝倉彫塑館」に足を運び、和洋折衷のアトリエ兼自宅に魅了され、趣味の広さと美的感覚に驚きました。それから、10月に「趣味人~朝倉文夫の愛蔵品展」が開催されるというので、豊後大野市朝地町にある「朝倉文夫記念館」へも行ってみました。
長い間、朝倉先生の凄さを知らなかった自分がとっても恥ずかしいです・・・。
雪月花四季折々に楽しむ花を愛しむこころを大切にして日々を過ごしたい
秋映「白雪姫のりんご」 [★茶余飯后]
「秋映」りんご
生協で2~3年前くらいから
期間限定で
カタログに載り始めたりんご
ふだんはジョナゴールドを注文するんだけど、「秋映」が載れば必ず注文している。
甘くてジューシー、心地よい歯ごたえで美味しいりんご。「秋映」 という語感に「秋の深さ」なんか感じたりしてた。
でも、今年は、秋の夜長なんて風情もなく
短い秋のあと、駆け足で冬が来たみたいだった。
ところで
「秋映」の特徴のある色
この赤黒さを見て「白雪姫」の毒リンゴみたいだと思うわたし・・・。
毒リンゴというと、語弊があるので言い換えて、『美味しそうなりんご=白雪姫のりんご』とする。
福島産の「秋映」一箱を知人が贈ってくださった。
(まるせい果樹園さん)から1ケづつ丁寧に梱包され運ばれた「秋映)」~美味しすぎて
20ケほど入っていたのに数週間で空っぽに・・・。
「フルーツ王国」といわれる福島県の果物が、なかなか九州まで流通してこないのが残念でならない。ぜひ、店先に数多く並んでほしいな~。