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酒の肴に「柿」 [☆酒肴明媚]

 酒の肴(おつまみ)の「柿」といえば『柿の種』あとは『干し柿入りの紅白なます』くらいしか食べたことがなかったのですが、果物の柿そのものが美味しい肴になるって、昨秋にラジオ番組の中で聴いて知りました。『柿の味醂がけ』というそうで、鬼平犯科帳に登場するときき、早速作ってみました。味醂をかけるだけだと言っていたので、とても簡単に肴が出来上がりました。

柿のみりんがけ.JPG柿.JPG

 はじめは、柿をくし切りにしてみましたが、味醂がまとわりすぎたので、次は短冊切りにしてみました。面白い取り合わせで、美味しかったので悪くはないなと、気に入りました。でも、いつも食べる富有柿などの甘柿ではなくて、甘さがちょっと足りないかなと思う柿のほうが、適しているのかもしれません。この日は、ちょいと洒落てみて、柿の絵の付いた『伊万里・虎仙窯』の酒器を使ってみました。)日本酒に合う酒の肴は、さらに探索の余地ありです・・・。

太平山.JPG
秋田県の『太平山』 東北(みちのく)のお酒は、極めて美味~♪

 ところで、花壇の中に自然に生えて育った柿の木がありましたが、花が咲いても実が生らないし、大きくなりすぎて持て余してしまい、とうとう一昨年に伐採してもらいました。あの柿の木には、結実の夢を与えてもらいました・・・残念だったけど。そして、もと通りの「生り物(食べられる)木のない生活」になってます。