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トゥルー・グリット(敵討ちの旅路の果てに) [☆映画(Cinema)]

コーエン兄弟の「西部劇」&「仇討ち物語」、とにかく、期待どおりに面白かった。
主人公のマティと同じくらいにファザコンなので、結構共感できる部分も多かったし・・・。
でも、宿がないからといって、三人の死体と一晩、葬儀屋で寝ることはできないわぁ。
 
肝が据わった、タフすぎる14歳の女の子。
 マティ&リトルブラッキー.jpg
青毛色した「リトル・ブラッキー」に騎乗する「マティ」~カッコイイ[るんるん]!
 
律儀で健気な馬ぶりが、涙を誘った「リトル・ブラッキー」。名演で、「助演雄馬優賞[ぴかぴか(新しい)]
お馬さんの好物は、人参かと思っていたら、「りんご」も大好きだと知りましたっ!
 トゥルー・グリット.jpg
道中、出現してきた謎の「ドクター?」、このオッさん、気に入りました!
防寒対策でリアル熊の着ぐるみ"熊男(Bear Man)"、通りすがりの単なるストレンジャーにしては、存在感ありすぎて、お腹が捩れそうになるくらい笑えた!!。
 
時々、仕掛けられた「驚愕とユーモア」の罠・・・。コーエン兄弟ならではの、手の込んだやり口。 "巧みの技"にまんまと引っかかってゆく楽しさを、味わいました。
ジェフ・ブリッジスは、『クレージー・ハート』に引き続き、酒癖の悪い男っぷりが板についてて、良かった!。マット・ディモンのテキサス野郎ぶりも、なかなかなもの。
 
映画を観終わったあとに、少女が「敵討ちの旅路の果てに」得たものと、失ったものの大きさを、突きつけられる。とてもよくできた作品。
 
ところで、映画が始まってしばらくの間、字幕が気になって仕方なかった。「Pony、ポニー」と、聞き取れるのに、「ムスタング」になってた・・・たてがみを三つ編みにした、子どもが乗る可愛いお馬さんを連想するので、「小型馬」を強調したかったのか?。弁護士の名前も省略して「うちの弁護士」程度にしてほしかった。(声だけの出演なんだし・・・。)減らず口をたたくマティが饒舌気味にしても、端から、文字数の多さに思考回路が、疲労困憊するのではと心配になりました。
★★★★☆+1/2

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