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かつての風情を懐かしみ~海門寺温泉~ [ほっ!とスプリング(温泉)]

北浜にある海門寺温泉は、古びた温泉が建てかえられ、隣接した公園も整備され、すっかり様変わり。つい数年前まで、ご隠居さん風のお年寄りやおじさんたちが、これまた温泉と同じくらい古びた隣の建物(囲碁か将棋の会館)の前や公園で、源泉のごとく熱い『青空対局』を繰り広げていたっけ・・・。あらあら・・・会館も消えているし、この時季の風物詩、松の木の虫除け=「菰巻き」が、防寒用の「腹巻」みたいに目立っていました・・・。

かつては、大阪・天王寺動物園へ行く道(新世界)にある将棋や囲碁の殿堂で勝負するオジサンたちと同じような、ノスタルジックで温かく、人情味あふれていた場所。上海・東台路で、旦那衆は街角で将棋に興じ、店は女将さんに任せっぱなしという、ほのぼのとした風景も思い出されていたのになぁ・・・そんな風情、今はもう、すっかり消えうせて・・・。

海門寺温泉.jpg
松に『腹巻』
海門寺.jpg
 「海門禅寺」のお隣にある温泉、という印象の市営温泉になりました。(本来、お寺の名前からなんでしょうけどね。)
 
そんな外観や懐古趣味は、さておき、本題の温泉。
ここは市営なので、入浴料金は百円。(脱衣所に貴重品入れ=百円あり)。シャワーつきの洗い場は、四つ。
浴槽が二つで、手前が「ぬる湯」奥が「あつ湯」。いきなり「あつ湯」は、身体に悪いと自重しているので、まず「ぬる湯」に入ってみましたが、ありゃりゃ、アチチ湯好きの私は即、退散となり「あつ湯」へと・・・。ふと見やると、親切な英語表記があり→「Lukewarm Bath」&「Hot Bath」とな・・・確かに「ぬる湯」というより、"生ぬるい"~「ぬるま湯状態」=あくまでも、あつ湯好きの感想です。
[いい気分(温泉)]炭酸水素塩泉のお湯で、お肌しっとり、血流循環もよくなり、安眠できました。
 
湯上り後、脱衣所で可愛い男の赤ちゃんを連れたお母さんと一緒になり、お母さんは、赤ちゃんをベビー・ベットに寝かせると 「先に、シャンプーしてくるからね」と言い残して、浴室へ・・・。で、頼まれたわけでもないけれど、脱衣所にいた私たちで、何とはなしに愛嬌のいい赤ちゃんのお相手を・・・。まだまだ、ステキな人とのふれあいが残る湯の町・別府の一コマ。やっぱり、別府っていいな!![いい気分(温泉)]温泉、最高です!

タグ:別府 温泉 上海
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