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海神別荘 [☆舞台(Stage)]

 博多座で、坂東玉三郎特別公演

『海神別荘』を観劇しました。

博多座.jpg

 ただ、もう感激!!

賞心悦目~美しいものに触れることは・・・すなわち、心の糧を得るが如く大切なこと。

玉三郎さまの高貴なまでに美しい「貴女(あなた)」 に見惚れてしまいました。

美しい海の底の世界では、『見栄と驕り』は必要ない。ましてや、愛を通わせた二人には、必要ないものではないかしら・・・と思いました。(コリント人への手紙(新約聖書)の愛の賛歌~愛は寛容で慈悲に富み、誇らず高ぶらないという歌を思い出しました・・・。)

ハッピーエンドなのに、思わず涙腺が緩みそうになりました。でも、泣き虫な私を泣かせては、くれませんでした。

泣かせようと思えば、いくらでもくどいお芝居ができる物語なのに、泣かせないところが憎く、潔いお芝居だったと思います。

「桔梗の公子」と「撫子の貴女」、秋の野に咲く花が、海底で美しく咲き誇っていました。 公子(中村獅童)の桔梗色にも似た衣装が面白かった・・・だって、足元がPlatform shoes~ロンドンブーツを履いていたから!!。

(2月7日(月)博多座)


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