Helly Bag（縁・ヘリー）のトートバッグ

元・女優の慎ましやかなお妃さまが、バッグでお腹の膨らみを隠したことから、その名が由来するという『Kelly bag』 。

似たような形（俗にいうケリーバッグ風）のショルダー兼用バッグは持っていましたが、おそらくこれから先も手にすることのないバッグと思われます・・・。

そう、私にはパッチモンのご縁しかなくて、縁（ゆかり）もないKelly bagですが・・・。

今回、手芸店で材料を買い求め、畳の縁（へり）を使ってのバッグ作りに挑戦しました。

その名も『Helly bag』～ヘリー・バッグ

メタリックがかったシルバーグレーなので、少しゴージャス感が漂う仕上がりになりました（嬉）。縁の幅は８㎝、材質のユニークさを生かせる軽い素材。すべりやすく縫いにくい難点はありますが、バッグにする発想ってすごいと思います。

 うさぎが跳ねている取っ手を付けました。

トートバッグで、サイズ（約）：タテ30×ヨコ45×マチ12cmなので、ケリー・バッグに負けないくらい充分に隠せます・・・メタボっ腹を!

グレース公妃が実際に使っていた『Kelly bag』は、何年か前にデパートで開催された「グレース・ケリー展」で見ました。趣味の押し花細工や夫（大公）のベストに刺繍をほどこした品々を目にして、女優＆お妃さまの外見の華やかさとは違う一面を知り、とても親近感をおぼえました。

グレース・ケリーといえば、ヒッチコック監督の『裏窓』 

つい一ヶ月位前にDVDをレンタルして鑑賞しました。デジタル処理された映像は、不朽の名作が新鮮に甦っていました～!。息を呑むほどエレガント、華麗かつ美しい姿・・・。『銀幕のスターかくあるべき』って感じがしました。その昔、観たときは大根役者って思ってたんですけど・・・（ごめんなさい）。綺麗なだけじゃなくて、チャーミングな人だなって再確認しました。手仕事がお好きだったビンテージ・フイルムに残る悲劇のお妃さまよ、永久に・・・。

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