「みどりのかげ」 [★賞心悦目]
遊歩公園にあった白い像
(セメント)の「みどりのかげ」
そして、その時にこれがセメント製だったと知って、驚きました。
わたしが子どものころには「滝廉太郎像」の隣に並んでいました。
四季折々、色を変える公園の樹木の傍ら、陽光に照らされる白い像
遠い記憶にあっても、木々の織りなす色彩、特に緑に映える白い像の美しさが、印象深く脳裏に焼き付いて残っています。
それから、2015年に初めて朝倉文夫記念館へ
立ち寄った「記念文化ホール」の脇に「みどりのかげ」がありました。
屋外と室内では、特に表情の違いが見てとれました。
やっぱり、「みどりのかげ」は屋外にあるほうが生き生きとしている感じ。「ブロンズより白がいいな」「わたしは昔のほうが好きだな」と思いました。
ところで、その数年後に再訪した際、この像は記念館の常設展示へ移設されていました。屋根のある屋外だったとはいえ、セメント製の宿命には逆らえなかったのでしょう・・・。
2023-06-11 21:00