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トークイベント"朝倉文夫を語る" [☆雑記帳]

朝倉文夫 OPAM.jpg
 朝倉文夫生誕140周年記念で「猫と巡る140年、そして現在」がはじまりました。
 
 開催初日に、谷中の台東区立朝倉彫塑館の主任研究員さん、朝地町の朝倉文夫記念館の館長さんらの登壇という、超目玉なトークイベントがありました。
 この日、お話を伺ううちに『高崎山のジュピター像』は「自然主義的写実描写」&「アサクリック」から鑑みると、自然に囲まれた今の状態こそが、あるべき姿なのだと思いました。
 現在、遊歩公園にある「みどりのかげ」像はブロンズになっていますが、以前の姿は白い像でした。
 「みどりのかげ」はブロンズと白(セメント)では、ずいぶんと印象が違って見えます。
 わたしは白い像の方が好きです。
 公園の東側に親戚の家があるので、幼い頃からその白い像を見慣れていたため、白い像が気に入っているのかなと思っていましたが、トークイベントで主任研究員の戸張さんが「朝倉は、白が好きだったと思われる」というお話があって、「やっぱりね」と腑に落ちた気がしました。ちなみに、その白い「みどりのかげ」は、大分市のコンパルホール内と朝地町の記念館に展示されています。