インビクタス=負けざる者たち= [☆映画(Cinema)]
ご老体に鞭打ち、頑張るクリント・イーストウッド監督の見事な作品にほとほと感服しました~
「マディバ」こと、ネルソン・マンデラ
事実は小説よりも奇なり・・・ネルソン・マンデラ氏こそは、『不撓不屈』の精神の持ち主だと思いました。
Don't address their brains.Address their hearts.
このマンデラ氏の言葉のとおり、彼の洞察力と行動力は、私の頭ではなくハートに衝撃を与え、高らかな希望の鐘が響きわたりました・・・。
真面目くさい役がぴったりのマット・ディモンが、とてもよかったです。
本作でも息子のスコット・リーヴスが起用されていて、いい役回りすぎるので減点対象かな?。監督の分身として出演(ラグビー選手のジョエル役)ということでしょう~やっぱり親子、顔のパーツが部分的によく似てます・・・。
スポーツ(ラグビー・ワールドカップ)を通じて、強固な人種差別の殻にヒビを作り、新しい時代(New Age)の夜明け迎えた様子を見ることができました。東京オリンピックが開催された頃の日本も国民が一体化して、更なる高度成長を遂げた・・・こんな感じだったのかなと思ったりもしました。
ソエト地区でラグビーチーム(スプリングボクス)の選手たちと子供たちの交流などの描写もとても良かった。(きっと実際のソエトはもっと過酷で悲惨な状態だったんじゃないかとも・・・。)
私の大好きな『レディスミス・ブラック・マンバーゾ』
彼らが歌うシーンも映画に登場します。
(↑似た映像を見つけました)
1995年当時の映像で、少しだけですが、スタジアム内の巨大スクリーンに映し出されるシーンがありました。
ところで、レディスミスは出身の都市名で、ブラック・マンバーゾ(Black Manbazo)は、『黒い斧』を意味するといいます。いかにも南アフリカらしい名だと思うのは私だけでしょうか・・・。
★★★★☆+1/2★
タグ:アメリカ映画
こんにちは☆
「レディスミス・ブラック・マンバーゾ」
っていうんですね♪ 初めて知りました。
アフリカらしくて良いアレンジの曲でしたね〜♪
by ジジョ (2010-02-05 04:35)
☆ジジョさま~こんにちは♬ 公開前にご覧になったんですか?。
(話題作だけあって、空席のない試写会でした・・・。)
レディスミス・ブラック・マンバーゾはスピリチュアルな歌声のア・カペラグループ。監督の音楽センスもいいですね~♪
by パンプキンP (2010-02-05 13:41)