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僕らのミライへ逆回転 [☆映画(Cinema)]

be kind rewind.jpg
♪リメイク中の"ドライビングMissデイジー"

小言幸兵衛のMissデイジーを熱演中?

いきなりですが、タイトルがいただけないですぅ。私の頭では「僕らのミライ」のあとが覚えられなかったからで~す。いっそ、「巻き戻せ!」にでもしてくれた方が親切かも?。「逆転回」「大逆転」でもよかったかしら?。原題の「BE KIND REWIND」は、「レンタルビデオは、巻き戻して返却してね。」ですからね・・・。邦題のことはここまでしにて・・・。

お話はただのコメディーではなく、ホロリと涙腺ゆるませる憎いラストの小技あり、転んでもタダじゃ起きないところが、よかったですね、愉怪作です。

『マーズ・アタック!』を観てジャック・ブラックを発見した時から、彼がジョン・ベルーシー、ジョン・キャンディに継ぐ、私の太っちょさんアイドルになりました。今回の暴れ加減は普通(個人的尺度により・・。)『キング・コング』のリメイクシーンでは、貴方の出てた場面にしろよ!とツッコミ入れたくなりました~。

ポイントは「ファッツ・ウォーラー」、同じファッツでも私が最初に知ったのが「ファッツ・ドミノ」。ウォーラーの方はオールド・ジャズを聴き始めてからのことです。F・ウォーラーが、公演移動中の列車で、インフルエンザがもとで亡くなったというのは、この映画を観て知りました。(劇中、黒人だからと飛行機に乗れなかったというのは、本当かな?鉄道が主な時代なんじゃない?) 「*レント・パーティ」の話なんかもあって、この辺りが音楽好きにはたまらないですよ~・・。*家賃が払えないので、自宅にミュージシャンらを招いて、パーティでお金集め】

お調子付いて"映画リメイク大作戦"となってゆき、作品候補の中に『天国から落ちた男』の名が挙がるのですが、あえなく却下されました。「落とすなよ~!」と、心で叫んでおりました。

映画作りの楽しさを感じる作品として、F・トリュフォー『アメリカの夜』へのオマージュ。元祖ゲリラ撮影隊の鬼才、J・ウォーターズへのリスペクトと勝手に捉えました。・・・笑って、そして泣いちゃいました。★★★★☆


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