昨年のコンサートが、とても良かったと、すすめられて"WAYNO"を観に行きました。ペルー、コロンビア、チリ、日本とメンバーは多国籍。ペルーのフォルクローレ音楽を中心に、多岐に及ぶ南米音楽をこなす凄腕バンド。ベース担当の谷中さんの解説と楽しいお喋りもあって、和やかで素晴らしい演奏会でした。

彼らの織りなすフォルクローレ音楽、楽器の音は、繊細でいて、内に秘めた力強いエネルギーがあり、特にオリジナル曲の『Tierra』は、地球に生きるもの(動物、植物)、すべてへの愛と感謝が込められているように感じとれました。ペルーや南米の音楽といっても、北と南ではずい分と違っていて、山間部(砂漠地帯)の音楽は乾いた土壌を感じ取れたり、海に近い地域は、アフリカのリズムも混じっているという点を、耳と体で感じ、理解することができました。

ところで、『素焼きのつぼ=VASIJA DE BARRO』のコーラス部分が、「モスラの歌」に似ているように思えて、聴いているうちに、モスラが素焼きのつぼから出てきてしまいました。ザ・ピーナッツの歌う、フランク・ザッパもお気に入りだったというあの曲です・・・(「モスラの歌」は、インドネシア語で歌われてるらしいのですね・・・やはり、アジア音楽との共通点もあるのでしょうか?)#59126;

チャランゴ、クアトロ、カホン、ケーナ、サンポーニャなど、あまり目にすることのない楽器の演奏を楽しめ、近くで見ることもできました(嬉)。来年の演奏会が待ち遠しくてなりません。大分バスさん、よろしくお願いいたします!!。(次回までには、南アメリカの地図をしっかり頭に入れておきたいと思います。)

(11月22日(火) コンパル・文化ホール)