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ゲザとファイブ・デビルズ☆クラリネットはロマの哀愁 [★ライブ(Live)]

ロマの血筋を引くゲザ・ホッス=レゴツキの音楽
ゲサ・ホッス.jpg
 先月、ライブに行きました。
クラッシック音楽の畑で育ったロマの末裔、英才の奏でるヴァイオリンは
斬新、そして刺激的でした。
 
クラッシックの有名曲目も、ゲザの掌中に収められると、突如と変調し、手拍子・足拍子をつけたくなるロマの音楽へと百花繚乱の様変わり。 私が今まで観たロマ系のコンサート(タラフやチャボロ・シュミット)は、一緒に踊れ!楽しめ!なライブだったけど、彼らなりのペースで淡々と演奏していく様子も、これまた、印象的。
ミッシェル・ルグラン、シャルル・アズナブールなど、映像的なメローな曲も堪能でき、また、ビゼーの「カルメン(ハバネラ~闘牛士の歌)」で、お行儀よく観客と楽しく一体化したりと、変化にも富んでいました。
 
何といっても、クラリネットの哀愁を秘めた響きが重なると、一挙にロマ度がアップしてしまいます!。そして、初めて目にした「ツインバロン」が、魅惑の音色を奏でる・・・ゲザと5人の魔王たちに、未知なる調べによる「魔術」をかけられた一夜でもありました。
 
スター性のある若きヴァイオリニスト「ゲザ・ホッス=レゴツキ」 の勢いと気迫を目の当たりにして、近い将来、「トニー・ガトリフ監督」の映画に出演するかもしれない!と確信にも似た思いを感じたのでした・・・次なる「ロマな音楽」は、彼に決まりです!!。
 
 (7月12日(火)iichiko グランシアタ)
 

タグ:ロマ
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