東京都庭園美術館の新館ができてから訪れたのは

「マスク展」でした。




「仮面(マスク)ブローチ」を付けて
ドレスコードの割引を受けて入館しました。










 もう何年も前に画材店の移転セールで(元のお値段は不明)購入。西アフリカ諸国の国旗みたいな色合いとアフリカンな顔立ち(仮面)が気に入った木彫りブローチは、お値段¥100でした。

 ペンダントにもなる仕様だけど、身に着ける機会がなかった未使用品が、「ドレスコード」の100円割引に役立ちました。

 最終日だったので、残念ながら図録など全て売り切れ。仕方なく、記念にガチャガチャの「ますくじ」に挑戦してみたのでした。









コートジボワールの「クペリェゲ仮面」

女性の美しさの理想形なんですって・・・。

この「くじ」は、当たっていないようで

ハズレでもなさそう??。

 

 神楽や国東半島の修正鬼会の面などが大好きなわたし、この展覧会「フランス国立ケ・ブランリ美術館所蔵のマスク(仮面)の数々」に心が躍りました。特に祭祀に使う面(マスク)に宿るパワーや喜怒哀楽、秘められた感情など国や部族による違いも堪能できました。また、この展覧会が開催されることを願っています。



 

ところで、大好きな美術館で、新しい見どころの発見がありました。

新館にゆく渡り廊下から、ガラス越しに本館を眺めると

ユラユラと揺らめき歪む姿が、なんとも幽玄なのです。

まるで、昭和初期に朝香宮邸として建てられた当時と現在の

時の螺旋をタイムスリップしてしまうかのような感覚・・・。