カトリック別府教会


JR日豊線の列車の窓から

教会の姿が見えると、ほっとする。

20~30年前とくらべたら駅周辺に

高い建物が立って、見えにくいけど

てっぺんの十字架をみるだけでも

平安な気持ちになれる。

 

別府教会のお聖堂入り口、南側の通りの向かいに

「清島アパート」がある。


「清島アパート」はBEPPU PROJECT】という

アートの拠点地

戦後、まもなく建てられたというから、築70年以上かもしれない。

 

 1950年に聖フランシスコ・ザビエル渡来400年記念で建てられたフランス(ルルド)様式の「カトリック別府教会」、「清島アパート」も、同じ時期くらいに建てられたのではないかと思う。

 別府は幸いにして戦災を受けることがなかったが、アメリカ軍の進駐地になった。そんな歴史のなか、カトリック別府教会は、進駐軍当時の米軍関係者や兵士から、幾ばくかの寄付という恩恵にも与り、立派な教会として建て替えられたと聞いたことがある。

戦後の歴史を刻む建物のある通り

別府・末広町のお気に入りの景色