別府駅前の象徴ともいえる『駅前高等温泉』

大正13年に建てられ、別府の近代建築遺産のひとつと称される、町営の共同温泉です。実は、ここへ立ち寄るのは2回め。前回は数十年前(ぎりぎりティーンの十代だった頃)の冬、女友達4人で訪れて休憩利用をしました。でも、温泉に浸かることなくコタツの中で#59128;ガールズトークに花を咲かせてしまったのでした・・・。ぴちぴち若いお肌には、温泉の効能など必要なかったわけです~Ah・・・そんな時代が私にもあったのです。

【そこはかとなく大正浪漫の趣が色濃く残る~階段と踊り場】
 

こちらには「並湯¥100」と「高等湯¥300」があります。今回は、洗面器+タオル貸出付きの「高等湯」に入りました。「高等湯」は、2階の大広間で入浴後、一時間の休憩がとれるサービスが利用できます。(ちなみに個室休憩は、二時間で¥1,000となっていました。)

「熱い湯」と「ぬるい湯」の浴槽が二つある高等湯#59127;。硫黄系の単純泉ということですが、泉質が違うように思うほど、「熱い湯」の方が心なしか、「しっかり効く」ような感じがしました・・・・。「ぬるい湯」の方は入り口(脱衣所)階段下にあり洞窟風になった造りで、探検気分も味わえました。軽い爽快感があり、肌に優しい切れのある泉質でもありました。
 

【2階廊下の壁に掛けられた重厚な鏡・・・この大きな鏡面に、歴史が映し出されてくるかのよう#59130;#59130;】

ポストモダンに関心があったり、レトロ及び懐古趣味のある方には、楽しめる嬉しい建物だと思います#59126;。

24時間営業で、宿泊もできる~温泉地の懐の深さを感じさせる驚きの駅前温泉です。利用次第で大いに極楽気分が味わえるかと思います。前出のような持ち込みお菓子+飲み物でガールズトークという裏技などもOKかと・・・。(ただし、くれぐれも周囲へのご配慮をお忘れなく!!マナーを守って、温泉道を楽しみましょう!!)