ライフワークは「音楽と映画をこよなく愛すること」などと言っている割に、このところ上映中の映画を観に行くことが激減しています。

 

昨年は午前10時の映画祭で『ブルース・ブラザース』


『ブルース・ブラザース』は、映画館(スクリーン)で何回も嫌というほど観ているし、ビデオもDVDも持っているのに、観に行きたくなってしまうのですから、「音楽=ブルース」と「ジェイク&エルウッド」中毒のようですね、もう・・・。 近年、アレサ・フランクリン、キャリー・フィッシャーと故人がまた増えてしまったな・・・と、しみじみ思いました。



『時計じかけのオレンジ』



 『時計じかけのオレンジ』は、画面がきれいになって、新しい発見がいっぱいでした。ボヤボヤのボヤかしが消えてしまうと、ボヤかしてる方が、猥褻性を醸し出してたわね~と思ったくらい。映画館で初めて観た時の衝撃から、何十年も経っているから、当時は目をそむけたくなったものも、幾年月により感受性も成長しているから平気だし、面白味が増して楽しめました。

 

あとは、『ロケットマン』と一年に・・・計3本。

 

 今年は、まだ1本も観に行ってない有様。『白い暴動』を観に行くつもりだったんだけど、一週間という上映期間では短すぎて、予定が合わなかったの・・・。ま、こんな時代もあるということなのね。というより、無理やりスケジュール調整するパワーが失せたのかもしれないの。新型コロナウイルス感染症のせいでもないようです。

  

 それと、考えてみるに「シネコン」って、映画を観に行ったり、観た後の背景というものや、借景がないのよね。「単館」だと、映画館に向かう途中の出来事とか、観終わって、外に出たときの風景とか、何かしらの想い出ってものが、存在してたりするけど、「シネコン」は、否応なしに日常的な空間に押し戻された感じがして、とても味気ないなと・・・。

このまま、ゼロの年ってことになるかもしれないけど、いたしかたないかな~。

でも、映画が大好きってことに変わりはないのです。