みかんの季節からも、そろそろお別れ
今季、初めて知る名前のお蜜柑を食べました。
『柑橘の王様』と名乗っている自画自賛な蜜柑
「せとか」
「せとか」は清見にアンコールをかけて、さらにマーコットをかけて育てられたというものだそうで、見た目も麗しくて、香りがよくてセレブリティ。
柔らかで濃い果実の旨みを堪能でき
上品な甘さと芳しさを合わせ持つ美味しさ
「王様」というより「女王様」みたい。
なんだか食べたことがある味だなぁと思わせるところは、舶来系オレンジ味のマーコットの爽やかな甘さも含まれているからかも。
こちらは、デパートの地下食品売り場で見かけた蜜柑
「割引」になっていたので、思い切って買ってみました。
「西南の光」
銘柄のシールが貼られてなかったら
ちょっと見は「ごく普通のみかん」
色がきれいで、大きめの整った顔立ちのみかん
一皮むいてびっくりの
皮が薄くて、とてもジューシー
切れの良い甘味で、すごく美味しいみかん
「西南の光」は、アンコールに興津早生みかんを交配したものに清見とポンカンの子どもである陽香(ようこう)の花粉を交配させたとか・・・清見の孫になるとか。ということは、清見とアンコールという系統からして、「せとか」も孫にあたるから、親戚ということですね。どうやら、「いとこ同士」という関係になるのかしら?
『君のこと考えて 眠れない夜
覚えたてのアルコールで 血をうすめ
どこまでも いとこ同士』というドラマチックな歌詞を思い出します。