憧れの時代にタイムトリップしてしまうという、夢のような出来事が起きる真夜中のパリの街。パリに行ったことがないので、スクリーンに映し出されるエッフェル塔にはときめかないけど、これが、上海の東方明珠電視塔だったら、血湧き肉踊るだろう私。ふと、外灘あたりか、静安寺街道の路地裏に迷い込んで時間のラセンをひと飛びして・・・そこが、租界黄金時代の1920年~30年代だったりしたら、そりゃもう大変な騒ぎになるだろうと・・・。

私も『Golden Age Thinking』による、"類似な症候群"に罹っているのだと、気づかされました・・・。

彼もまた、ウディ・アレンの分身くんの一人。
小賢しく、博識ぶった講釈を並べ立てる男のシーンが続いて、中盤は少々眠たくなったりも・・・。
★★★☆☆