佐世保からの帰路、「社会実験」と云う名前で、無料化された区間の高速を降りて、かねてより興味のあった「三川内(みかわち)焼」の「『三川内焼美術館』と『佐世保市うつわ歴史館』に立ち寄りました。(※どちらの施設も入場無料です。)
三川内焼といえば、可愛らしい唐子の絵柄
江戸時代は、御用窯として、この土地でしか焼くことが許されなかったという、貴重な「献上唐子」。唐子の数は、奇数で(縁起のよい数だから?)、献上先の区分があり=七人は、将軍家や朝廷・五人なら、諸国の大名・一般の武士へは三人。
一般庶民は、手にすることのできなかった柄だったと、知りました。
美術館で、そんなお勉強をしたあとに、買い求めたのが、こちらの可愛い「お箸置き」~恐れ多いので、「唐子はひとり」です(予算の都合もありまして・・・)。
三川内焼には、緻密さに目を奪われてしまう、『透かし彫り』という技法があって、篭を編んだような綺麗な彫りは、網の目にも見えます。今年、初めて作った「網鬼灯(あみほおずき)」と少し似ているので、並べて写してみました・・・。
こちらが、三川内陶磁器卸団地で見つけた染付のマグカップ
望遠鏡を覗く異人さん
唐人帽を被ってます。
裏面は、帆船
卸団地という名前ですが、一般客も購入ができます。しかも、嬉しい割引き価格で・・・。
次の機会には是非、窯元へ訪れてみたいなと思います。