その昔、新宿・靖国通り沿いに「青柳」という焼きそば屋さんがありました。

 小腹がすいた時、気軽に立ち寄れる、カウンター席が主な昭和チックな店構えでした。

 わたしにとっては、明石焼きの「たこぽん」と比肩する新宿の「粉モンのお店」でありました。あと、お好み焼きなら「大阪城」によく行きました。


 ところで、その「青柳」の焼きそばは、今で云うところの「B級グルメ」の類になるようですが、『ホンコンやきそば』を数年振りに食べたら、「青柳」の味を思い起こさずにはいられなかったのです。いや、ホンコンやきそばが、味覚の根底にあるから「青柳」の味が懐かしいのかしら?などと、思ったりもしたわけなのです。



フライパンひとつでチャッチャとできる「ホンコンやきそば」

 最近になって、全国区ではなく、根強い人気の地域に販売が限られていると知りました。

「あら、ま~そうだったの?」

それで、パック(5袋入り)売りのみなのね・・・。

 

包丁もまな板も使わず

干し桜えびと千切りキャベツを入れて作る

我が家の『カンタン・ホンコンやきそば』



 干しえびを一緒に炒めると、味もよくなじむし、水っぽくならないくて美味しいんですよ~。そして千切りキャベツは水分がなくなる寸前に入れるのがポイント。

「紅しょうが」をのせたら完璧だったけど

あいにく、切らして添えられず・・・。

 



「青柳」の焼きそばをまた食べたいと思ってらっしゃる方々

 試しに「ホンコンやきそば」を召し上がってみてはいかがでしょうか~?

 麺は「青柳」よりパサパサ気味ですが・・・・オツなもんなのですよ。