「枯れ木に花咲くに驚くより

生木に花咲くに驚け」

 

 この名言を残している、梅園の『三浦梅園旧宅』へ訪れたのは、もうかれこれ4年ほど前のこと。「さきちくんバス」というツアーに参加してのことです。


 医師を生業にしながら、各藩主からの招聘に見向きもせず、国東半島の外に出ることも稀ながら、偉業を成した孤高の先賢。ただ、いち思想家・哲学者として坦々と暮らし、その生涯を閉じたという、気概の持ち主。私には、ちょっとした反骨爺さんと、とれたりも・・。


 


両子山を望む位置にあり、豊かな自然に恵まれた土地

川沿いから西の高台にある旧宅




保存されている「茅葺屋根の旧宅」

外壁が「ピンク(紅梅色)」に塗られていて

 「なぜに、このような色になっているのかしらん?」

と、今もって疑問を持ち続けているのです。

「梅園」だから、この色に?(安直すぎるわね・・・。)

三浦梅園が、自ら設計したお宅というので

まさか、江戸時代から「紅梅色」だったのかしらん?。

 

と、いうことがあって・・・

 

三浦梅園の旧宅は「Big Pink」だった。

 


「Big Pink」

ご存じザ・バンドの「Music from Big Pink」

そして、ロビー・ロバートソンが語る「ビッグ・ピンク」