飛び出す3-D映画

『ナットのスペースアドベンチャー』観てきました。

 

試写会の会場は、案の定「お子ちゃま方」で溢れかえっておりました。が、しかしこのベルギー映画は、単に子ども向けの作品ではなかったんですよ。

タイトルで挿入歌の「Fly Me To The Moon」=「私を月に連れてって~」、フランク・シナトラで有名なこの曲とハエ(蝿)の「Fly」をかけてる訳だけど。蝿が月旅行に行っちゃう、なんともユニークで面白い発想です。

1969年アポロ11号の頃な曲が幾つか流れて~♪。洒落た選曲でついニンマリとしてしまいました。

The Young Rascals~『Groovin'』のカバー曲が心地よかった。 蝿さんの世界にもアフロヘアーやフラワーチャイルドなどがいて・・・。

Canned Heat ~『Going Up The Country』 

ナットの仲間スクーターは、さりげなく「Love & Peace」~鳩の足マークが付いたポーチをぶら下げていた。

はたまたイントロが、ビーチ・ボーイズ?みたいな曲なども登場。

もう、童心に返ってじゅうぶん楽しんじゃいましたよぉ~♪。

それにしても3-Dの凄い映像#58999;には、おったまげました。映像に触ろうと手を伸ばしたり驚いて大騒ぎしたりと、子ども達の可愛い様々なリアクションを見る方も楽しかった・・・。

ロシア種のハエも登場するんだけど、冷戦時代の当時は「ロシア」じゃなくて「ソビエト」と呼んでいたのにな・・・。★★★★☆