柞原八幡宮の仲秋祭(浜の市)といえば

「志きし餅」と「一文人形」

『一文人形』

江戸時代に子どもが手軽に買える値段の

一文で売られていたというお人形




狐さんがお気に入りなので、2体になってしまいました。

左が平成のキツネ、右は令和のキツネ

 手描きならではの微妙な表情の違うお顔が、趣のある可愛らしい狐さんです。


 この一文人形、胴体がない首だけのお人形なので、わたしには少々気味が悪く思えていて、長らく興味を持つこともないままでいました。その良さに気づかされたのは、由布院の民芸品を扱うお店に行ったときでした。当時(平成)に4体を購入、令和になってから、浜の市に出かけて授与をうけ少しづつ数を増やしているところです。

 今年は残念ながら、人形作家さんの体調不良のため、人形の入荷がなく授与をうけることができませんでした。

 でも、神社の境内での「絵付けワークショップ」を予約し参加できたので、新たに2体が仲間入りしてくれました。

 ところで、初めての絵付け体験は難しかったの一言につきます。ぶっつけ本番で、細い線を描くのは才能のない凡人には、もうタイヘン・・・お人形は目が命なんですが・・・。


 出来上がった作品がこちら

(噴飯ものにつき閲覧注意!!)


わたしが絵付けしたのは、左の鬼さんです。

題して、ブライアン・ジョーンズに捧ぐ

「Sympathy for the Devil」

 映画「ワン・プラス・ワン」では哀しいかな、痛々しく影のような存在になってしまったブライアンをイメージしてみました。(イメージとは程遠く「お間抜け面」の鬼さんになってしまいました・・・(;´д`)トホホ)

 

 そして、ピート・タウンゼント似の牛若丸は、家人の手によるもの





 絵付けをした本人いわく

「竹田の『姫だるま』みたいな顔になってしまった・・・」とのことでした。

 ほぇっ!『姫だるま??』と言われても?

お顔が凛々しくないのは確かですけど・・・。

 

 わたしには『八艘飛び』をしたという牛若丸(義経)というよりも、ステージ上を飛び跳ねながら、ギターを弾きまくるピート・タウンゼントにしか見えないのですわ。