いつもの年なら8月20日過ぎには、花が咲くのに

花芽が出る気配もなかったのですが

10日以上遅れたけど、咲いてくれました。

秋の訪れを感じる「リコリス・インカルナータ」

ヒガンバナ科のお花


台風9号が接近しているので、切り花にしました。

 

今年は長い梅雨と7月に記録的豪雨にもみまわれ

連日の暑さに加え、8月の雨も極端に少なく、夕立もない天候

昨年は茎が2本だったので、今年の花は無理なのかと思っていました。

無事に咲いて、季節の移ろいを感じさせてくれることに感謝です。

 

このリコリスは、別名「狸のカミソリ」という名前だそうで

「狐(キツネ)のカミソリ」は聞いたことがあるけど

「狸(タヌキ)のカミソリ」って、なんだか

このカミソリ、切れ味が悪そうなかんじ・・・。

 

 ところで、狸といえば、祖母の親戚筋が昔、城下町の竹田で料理屋さんを開いていて、「たぬき汁」が看板料理で、有名だったと母から聞いたことがあって、長年のあいだ、てっきり「かちかち山」の「本物の狸さん」のたぬき汁だと思っていました。大人になってから、こんにゃくを使った精進料理のお汁の「たぬき汁」だったと知り、大笑いです。

 

この勘違いの思い込みは、かちかち山の「たぬき汁」と「ババア汁」のくだりが、印象的で気に入っていることと、「あんたがたどこさ」の【肥後どこさ、熊本さ~・・・~山には狸がおってさ~・・・煮てさ焼いてさ~喰ってさ#59126;】って、手鞠歌から刷り込まれたものなのでしょうね・・・きっと。

 

「かちかち山」で狸を成敗したウサギさん。ウサギのことを唄っている「ふるさと」の歌詞も、わたしは間違えていましたけど。【ウサギ、おいし~】の【追いし】を【ウサギ、美味し~#59126;】って・・・。