繍線菊(シモツケ)


庭のシモツケの花が咲き始めました。

 


シモツケの花は、季節外れのモヘアの毛糸が、もこもこ生えている感じがご愛嬌で、初夏の訪れを知らせてくれる花だなと思います。

アブラムシちゃんが出没するので、要注意だけど、今年は、まだムシがいないようなので、切り花にできそう。

 

このシモツケは2号さん、今は庭植えにしています。最初のシモツケ1号は、この2号より淡く薄いピンク色でした。鉢植えで育てていましたが、翌年の冬に落葉し、細い枝だけになってしまったのを「枯れた」と勘違いされ、捨てられてしまう~という、トホホな結末を迎えてしまったのでした・・。自分で育ててなかったから、これはもう仕方ないことなのです。

 

シモツケの花が大好きなので、また欲しいと思っていたら

数年前にCO-OPのカタログで苗木を見つけ、購入。


 

「下野」と書いて、シモツケだと思っていたら

「繍線菊」と書いても、シモツケと読むのだそう・・・。

 

 漢名が「繍線菊」で「繍線」という娘の名前が由来と知ったら、無理やり「シモツケ」と読まないで、「しゅうせんぎく」じゃダメなのかな。女性名のほうが、可愛らしいこの花に、お似合いのような気がするんだけどなぁ~って思っていたら、実は漢名が間違ってて「シモツケ」は「繍線菊」じゃなくて「粉花粛綫菊」(「粉」は中国語で、ピンク・薄桃色だったと思う)が本当の名前だっていうのですから・・・ややこしいです。

「繍線菊」=「シモツケ」