昭和レトロの逸品




コカ・コーラの自販機ラジオ

8 TRANSISTOR 日本製 

Nippon Electric Company Ltd.


なにせ仕舞いっぱなしで年期が入ってるし

音が出るのか分からないけど、インテリアにでも?と思い

キレイきれいに拭きふきして

単3電池を4個入れてみたら
音がした!ちゃんと受信できた!




コイン投入口になっているところ(周波数が見える)

お値段の表示が10セント

その昔、1ドルが360円だったから

ということは、換算して一本が35円

瓶代が5円で中身が30円かな

いやいや、瓶代は10円?

価格設定からこのラジオの年代が判明するかも

ゆうに50年は経っていると思う。



まだFM放送が普及していない頃の代物で

アンテナのないAM放送のみラジオ

おそるべし、モノラル 8石ラジオ#59130;



 

 私がコーラを飲み始めた昭和の小学生の頃は、瓶が主流で一瓶が40~50円くらいだったんじゃないかな。そしてホームサイズが70円~100円くらい?。景品のボトル型のキーホルダーも集めてたなぁ・・・。スカッと爽やか、コークと呼んでみたりして、よく飲んでた。(今では、もう何年もコーラもペプシも飲んでないなぁ。飲みたいって思わなくなったし・・・。)

 そして、駄菓子屋さんのベビーコーラは10円だった。チクロが入ってるって大騒動があったりして、ぎぇっ!と思いつつも、飲んだのが1~2回ほどだった私は、少々胸をなでおろしたっけ・・・。でも、今考えれば、オレンジ着色料いっぱいの「渡辺のジュースの素です~もう一杯」やら「ソーダの素」「コーヒー牛乳の素」とか他にも色んな添加物を飲みまくってたのだよね~。

 

 小学5年生の夏休みだったと思う。仲良しこよしのひとりだったS君が「夜、商店街の人通りがなくなった頃に栓抜きとコップ持っていこう。自販機のコーラ瓶の栓を抜いてコップに注げばタダで飲める、ボク頭いい!」なんて得意気に話していたっけ。「わー!」と私は笑ったりして興味を示してあげたっけ。でも、もちろんの事。そんなおバカ計画は決行されなかった。中学生の頃に通っていた学習塾の事務室にコーラの自販機があって、縦長じゃなく横置きで陳列台みたいな形の取り出しにくいタイプだったなぁ・・・。

ともかく、現役で使えるラジオに

めでたし、めでたし。