黒目がちで、「ローマの休日」のオードリー・ヘップバーンを彷彿とさせる可愛らしい容姿なんだけど、ゲジゲジ眉毛が、今にもつながりそうな勢いのお転婆姫な白雪姫を演じたリリーちゃんは、フィル・コリンズの愛娘なのだと、あとで知って「わーっ」。

七人の小人さんたちを味方につけて、「待ってなんかいられないわ」と恋愛成就させてしまうからお見事。ジュリア・ロバーツのビッグマウスな継母なんて目じゃないし。遺作となった石岡瑛子さんが作った衣装も、きらびやかで目の保養になりました。ボリウッドなエンディングで最後まで笑わせてくれ、楽しめました。
★★★☆☆+1/2★
 
童話って、ほんとうは恐いこわい教訓集なんだと知った本。
日本の童話「かちかち山」だって、悪さをした狸がお料理(狸汁)にされそうになって・・・ということからはじまるんですからね・・・。