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ブゴンはムゴン・・・ [☆雑記帳]

大怪獣さん
「ブゴン」というお名前
市内の美術館に展示されていた。
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顔面を写したら、りりしい感じ(眼は除く)。
頭部はニワトリのトサカ、顔面は高崎山のサルのように赤い
背中の模様は火山で温泉を噴出するらしい。
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全体で見ると、だらりんとした樹脂製の物体
中には空気しか入ってないからな・・・。
「ブゴンはムゴン・・・でした」。
 
数年前に映画にもなって、出現したらしいけど
これからの活躍を期待できるのかもわからない。
 
 予告編で、杉乃井ホテルから逃げる「一体何なんだー!」と叫ぶお兄さんの台詞どおり。 わたしにも、何だかよくわからない。
 

タグ:別府 温泉

サラダパン〈昭和テーストのパン〉 [★茶余飯后]

名前は「サラダパン」
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 臼杵市の石窯パンのお店(パンロード)さんの人気パンで、情報媒体でもよく紹介されていて有名。
初めて食べたのは4~5年前のこと。
揚げパンと魚肉ソーセージの魅惑の取り合わせに
シャキシャキの野菜とマヨネーズが加わっている。
その不思議な味にひかれて
ときどき、食べたくなる「昭和テースト」のパン
カレーパンも懐かしテーストで美味しい。
  
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臼杵市の「パンロード」
 
 大分市内のスーパーに出店されていると知ってからは、臼杵まで足をのばさず、気軽に寄り道して買えるようになりました。

タグ:パン 昭和 臼杵

たくあん談話 [☆映画(Cinema)]

『たくあん談話』
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映画「晩春」の紀子(原節子)
「(ところが)あたし、ヤキモチ焼きよ」「だって、あたしがお沢庵切ると、いつもつながってるんですもの」
 
 コロナ禍前のこと。地域の集まりがあって、おにぎりを作ったり、お沢庵を切ったりすることがあった時、私が「切った、たくあんが繋がってると、ヤキモチ焼きとかいう」と言ったら、年上の奥様方も、誰も「そんな話は知らない」っていうの、ご存じないって・・・。ありゃりゃって感じになった。
 うちの父は、繋がったたくあんを見つけると「お母さんはヤキモチ焼きだから」とニャニャ笑っていたし、母は「急いで切ったからね」とか「包丁の切れが悪いから、包丁研いでて」とか言ってた(父は包丁研ぎが得意だったし)。
 それは、我が家では、日常会話って感じだったのだ。
 
 親友からぬか漬けのキュウリ(切ったもの)をおすそ分けしてもらったことがあって、そのキュウリがつながっていたので、おすそ分けのお礼のついでに「つながってたよ~」と言ったら「あーら、ヤキモチ焼いちゃってたぁ~沢庵が繋がってるとヤキモチ焼きって言うね」と話したこともあったのだ。ほぼ、言い伝えレベルだと思ってたんだけど、世間では一般的じゃないようなのだ・・・。
 
 この「たくあん談話」の出どころは、小津安二郎監督ではないかという説があるような、ないようななので・・・。
 
映画「晩春」DVDにて再検証
「そう、包丁がよく切れないの」
原節子・晩春.jpg
ほぼ、うちの両親の会話ではないか(!!)
 
 小津安二郎監督の映画が好きだったという父だから当然のこと・・・。両親は、小津安二郎作品を見ている年代でもあるし。ふたりの「たくあん」をめぐる会話を思い出すと、映画のシーンがベースになっているようで、微笑ましくなってしまうのだ。映画っていいものだ。
 それに親友もわたしと同様、親から聞いたことなんだろうと思う。「たくあん談話」は、映画によって次の世代をも繋げているような気がする。「繋がったお沢庵」のように・・・。

女囚の掟「完全なる犯罪者への序曲」 [☆映画(Cinema)]

 恐いですねぇ「自ら犯罪に手を染めたわけではなく、主犯の夫が死亡して、共犯とみなされ、ムショ送りになった19歳の若妻。シャバに出る日を迎える9ヶ月後、おぼこかった女は、いっぱしの悪党になってしまっていた」というもの。
 
刑務所に入る時は、しわだらけのコートを着ていたマリー。
私物の預かりで、結婚指輪を係官に手渡す・・・。
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 獄中で出産するも、無事に生まれた赤ちゃんは養子に出さざるを得ない、横暴な看守の嫌がらせ、仮釈放の面接には失敗するという苦難の末・・・。「盗んだお金は40ドル、ムショ暮らしで払った授業料と思えば、成長できたから元はとれたわ」って感じ。ゾゾっとしました。
 
出所時、丹念にアイロンがかけられたコートを着て
戻された指輪を打ち捨ててしまう、マリー・・・。
 
「完全なる犯罪者への序曲」がはじまったのでした。
 
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変貌してゆくマリー(エリノア・パーカー)の演技がすごかった。
隔離された「女の園」の人間ドラマ
 
 「セルロイド・クローゼット」に登場する映画なので、「ドライブアウェイ・ドールズ」の関連もあり、鑑賞必至と思いDVDを購入。
 (1950年作品 モノクロ)日本で劇場公開なしとは・・・これからでも、上映してほしい作品です。

ラクテンチ▽▲貝を持つ少年▲▽ [☆旅空百景]


「ラクテンチ」にいた少年像
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貝殻を耳にあて「海からとどく美しい調べ」を
楽しげに聴いているみたい。
 
「絶景の湯(パノラマ温泉)」へ行く途中にある、ホール(劇場)前に設置されている像です。
お花見に行ったとき、何やらわたしに語りかけてきたような・・・。
たぶん、気のせいだと思うけど。
 
そして、休憩処に飾られていた写真に彼がいた。
昭和の貝を持つ少年.jpg
あ、サクラちゃんかも?と思って見たら
チンパンジーさんと一緒に写っていたのだ。
お洋服を着たチンパンさん、サクラちゃんかは不明。
 
 彼は、昭和の時代から設置されているよう
ずーっと、気がつかなくてゴメンネ! って感じです。
「貝を持」と読めるので「貝を持つ少年」かな?と思います。
 
 どういう経緯で設置されているのか?気になったまま・・・。猛暑続きで、しばらくはラクテンチ行きはお預け状態。いずれ、彼のことが分かったらいいなと思います。
 ラクテンチには、昭和のナゾが(昭和以前の大正時代からも)いっぱいなのだ。

タグ:昭和 別府