SSブログ

初代ボスザル「ジュピター」の像 [★賞心悦目]

高崎山には、悪い言い方だけど
宝の持ち腐れともいえる彫塑が存在している。
 
初代ボスザル「ジュピター」の像
ジュピター3.jpg
ジュピター1.jpg
朝倉文夫先生の素晴らしい彫塑
サルの体つきを実写的に表現し
力強い手足、野生ならではの眼光の鋭さ
ボスザルの威厳と包容力も感じさせる。
 
 以前は、サル寄せ場へとつづく、メインの入り口で現在は通行止めになっている石段の脇にその像はある。
ジュピター2.jpg
 もはや人目のつきにくくなった場所に、お宝を置いておくなんてと、高崎山へ行くたび、複雑な気持ちになってしまう。これぞ市の財産として、駅前や公園など公共の場所に移設もしくは、美術館で展示するのが相応しくないかい?と思うのだけど、ここはお寺さま(萬壽寺)の所有地、そう簡単にはいかないのかな?「あーぁ。もったいない」
 
 でも、この「ジュピター」の彫塑の近くには、寺のお地蔵さまなどの石像が点在していて、なんとなく周りに溶け込んでいるようにも見受けられる。
 「ジュピター」は、おサルさんたちの「守りご本尊さま」として、高崎山全体を見守っているように思えなくもない。

さるっこレール [☆旅空百景]

高崎山のサル寄せ場までを走る「さるっこレール」
眼下に広がる海と
山のおサルさんを眺めながらの片道約4分
さるっこレール.jpg
高崎山自然動物園への入園料を支払ったあと
「えっさほいさっさ」と坂道を徒歩で行く(料金要らず)と
モノレール(往復で料金110円)がある。
 
 上りモノレールでは、サル寄せ場に到着するまで、指原莉乃のガイドアナウンスが流れて、とってもいい感じなのだ。でも下りのアナウンスは、なーーーんもないというのが残念。少しは商売っ気を出して「楽しんでいただけましたか?」とか「またのご来園をお待ちしてます!」「引き続き、おんせん県をエンジョイしてくださいね」って、観光大使としてのアナウンスがあると喜ばしいのにな・・・。
 
昼下がりの高崎山で
太平洋(別府湾)を背にし
「裕次郎ポーズ」の子ザルさん!!
おもわず、シャッターを押した
さるっこ.jpg
「俺は待ってるぜ!」