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『ホンコンやきそば』は青柳のお味 [★茶余飯后]

 その昔、新宿・靖国通り沿いに「青柳」という焼きそば屋さんがありました。
 小腹がすいた時、気軽に立ち寄れる、カウンター席が主な昭和チックな店構えでした。
 わたしにとっては、明石焼きの「たこぽん」と比肩する新宿の「粉モンのお店」でありました。あと、お好み焼きなら「大阪城」によく行きました。
 ところで、その「青柳」の焼きそばは、今で云うところの「B級グルメ」の類になるようですが、『ホンコンやきそば』を数年振りに食べたら、「青柳」の味を思い起こさずにはいられなかったのです。いや、ホンコンやきそばが、味覚の根底にあるから「青柳」の味が懐かしいのかしら?などと、思ったりもしたわけなのです。
エスビー・ホンコンやきそば.jpg
フライパンひとつでチャッチャとできる「ホンコンやきそば」
 最近になって、全国区ではなく、根強い人気の地域に販売が限られていると知りました。
「あら、ま~そうだったの?」
それで、パック(5袋入り)売りのみなのね・・・。
 
包丁もまな板も使わず
干し桜えびと千切りキャベツを入れて作る
我が家の『カンタン・ホンコンやきそば』
ホンコンやきそば.JPG
 干しえびを一緒に炒めると、味もよくなじむし、水っぽくならないくて美味しいんですよ~。そして千切りキャベツは水分がなくなる寸前に入れるのがポイント。
「紅しょうが」をのせたら完璧だったけど
あいにく、切らして添えられず・・・。
 
エスビー食品 ホンコンやきそば 5食入 / 北海道お土産 ご当地 インスタント
「青柳」の焼きそばをまた食べたいと思ってらっしゃる方々
 試しに「ホンコンやきそば」を召し上がってみてはいかがでしょうか~?
 麺は「青柳」よりパサパサ気味ですが・・・・オツなもんなのですよ。

タグ:新宿 昭和

うすきで出会い [☆旅空百景]

臼杵のスーパーアイドル猫の
フクちゃん
ふくちゃん2022②.jpg
ふくちゃん2022①.jpg
駐車場周辺をパトロールしたり
ゴロゴロしたりと、元気なご様子でした。
そして、相変わらずのツンデレぶり
 
 この日は、フクちゃんをかわきりに、ミニチュア・ピンシャーの女の子ちゃん、子猫のような鳴き声を出して気を引く、茶トラのおっさん猫などの可愛いワンコ・ニャンコに出会えただけでなく
 
 高所からおやつを食べながら通行人を見物する、リスザルちゃんにも出会いました。
リスザルちゃん.jpg
 
見星寺近くで、うたた寝中のニャンコ
猫と寺.jpg
少し薄目を開けながらもウトウト
 ニャンコが暮らしやすい町は、人間にも居心地の良い所ということなのですね。
 
通りから「おおっー、ワンコ発見~!」と近づいたら
狛犬.jpg
「置き物」くんだった・・・ワハハン!
という出会いもありました。

臼杵公園へ [★賞心悦目]

臼杵の城下町を眺めるべく、臼杵公園へと行きました。
 城跡への正面突破(古橋口園路)は、石垣崩落の恐れの通行止めにて不可
 よって、回り道コース(今橋口園路)での登城となりました。
うすき城.jpg
 
今回の登城の目的のひとつ
日名子実三の「彫塑見学」
 
「廃墟」と題された
老木と一体化したような翁の像
廃墟1.jpg
廃墟2.jpg
 第一印象は、お師匠さん=朝倉文夫「墓守」を彷彿とさせる作品だなってベタな感想。
 聞くところによると、不運の俊寛僧都をモチーフにしたとのこと。でも、わたしは、老衰で亡くなった祖父、柔和で寛容だったおじいちゃんの面影とが重なりました。まるで、人生を全うした翁(おじいちゃん)が、温かい眼差しで、優しく語りかけてくれるような感じがしました。
 

公園内の日名子実三のもう一つの作品
大友宗麟公のレリーフ
大友宗麟公 臼杵.jpg
残念ながら「レプリカ」
オリジナルは、第二次世界大戦中に金属供出されたそうです。
 
 そして、公園内には「国崩し」という名の大砲が鎮座しています。
国崩し.jpg
ポルトガル副王から宗麟公への贈り物だったそう・・・。
 こちらは、もちろんレプリカだけど、400年以上前の本物の「国崩し」は現存していて、靖国神社の遊就舘に展示されてあるっていうのよね。
 臼杵公園内には、護国神社も建立されていて、そこかしこに戦争の爪痕が見てとれたりし、つくづく戦争は嫌だと思いました。
 
城跡の一角から、城下町にあるカトリック教会が見えました。 臼杵公園とカトリック教会.jpg
15世紀後半のキリシタンの時代から
現在に至る臼杵の歴史を物語る城跡でした。