『ホンコンやきそば』は青柳のお味 [★茶余飯后]
その昔、新宿・靖国通り沿いに「青柳」という焼きそば屋さんがありました。
小腹がすいた時、気軽に立ち寄れる、カウンター席が主な昭和チックな店構えでした。
わたしにとっては、明石焼きの「たこぽん」と比肩する新宿の「粉モンのお店」でありました。あと、お好み焼きなら「大阪城」によく行きました。
ところで、その「青柳」の焼きそばは、今で云うところの「B級グルメ」の類になるようですが、『ホンコンやきそば』を数年振りに食べたら、「青柳」の味を思い起こさずにはいられなかったのです。いや、ホンコンやきそばが、味覚の根底にあるから「青柳」の味が懐かしいのかしら?などと、思ったりもしたわけなのです。
フライパンひとつでチャッチャとできる「ホンコンやきそば」
最近になって、全国区ではなく、根強い人気の地域に販売が限られていると知りました。
「あら、ま~そうだったの?」
それで、パック(5袋入り)売りのみなのね・・・。
包丁もまな板も使わず
干し桜えびと千切りキャベツを入れて作る
我が家の『カンタン・ホンコンやきそば』
2022-11-06 20:30
うすきで出会い [☆旅空百景]
臼杵のスーパーアイドル猫の
フクちゃん
駐車場周辺をパトロールしたり
ゴロゴロしたりと、元気なご様子でした。
そして、相変わらずのツンデレぶり
この日は、フクちゃんをかわきりに、ミニチュア・ピンシャーの女の子ちゃん、子猫のような鳴き声を出して気を引く、茶トラのおっさん猫などの可愛いワンコ・ニャンコに出会えただけでなく
高所からおやつを食べながら通行人を見物する、リスザルちゃんにも出会いました。
見星寺近くで、うたた寝中のニャンコ
少し薄目を開けながらもウトウト
ニャンコが暮らしやすい町は、人間にも居心地の良い所ということなのですね。
通りから「おおっー、ワンコ発見~!」と近づいたら
「置き物」くんだった・・・ワハハン!
という出会いもありました。
2022-11-06 17:00
臼杵公園へ [★賞心悦目]
臼杵の城下町を眺めるべく、臼杵公園へと行きました。
城跡への正面突破(古橋口園路)は、石垣崩落の恐れの通行止めにて不可
よって、回り道コース(今橋口園路)での登城となりました。
今回の登城の目的のひとつ
日名子実三の「彫塑見学」
「廃墟」と題された
老木と一体化したような翁の像
第一印象は、お師匠さん=朝倉文夫「墓守」を彷彿とさせる作品だなってベタな感想。
聞くところによると、不運の俊寛僧都をモチーフにしたとのこと。でも、わたしは、老衰で亡くなった祖父、柔和で寛容だったおじいちゃんの面影とが重なりました。まるで、人生を全うした翁(おじいちゃん)が、温かい眼差しで、優しく語りかけてくれるような感じがしました。
公園内の日名子実三のもう一つの作品
大友宗麟公のレリーフ残念ながら「レプリカ」
オリジナルは、第二次世界大戦中に金属供出されたそうです。
そして、公園内には「国崩し」という名の大砲が鎮座しています。
ポルトガル副王から宗麟公への贈り物だったそう・・・。
こちらは、もちろんレプリカだけど、400年以上前の本物の「国崩し」は現存していて、靖国神社の遊就舘に展示されてあるっていうのよね。
臼杵公園内には、護国神社も建立されていて、そこかしこに戦争の爪痕が見てとれたりし、つくづく戦争は嫌だと思いました。
城跡の一角から、城下町にあるカトリック教会が見えました。
15世紀後半のキリシタンの時代から
現在に至る臼杵の歴史を物語る城跡でした。
2022-11-06 16:00