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「鬼会の里」で峯入り体験 [★くにさき逍遥]

現在、新型コロナウイルス感染症の影響で
当面の間、休館中の『鬼会の里 歴史資料館』
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「国東半島・豊後高田市長岩屋1152」にあります。

こちらへ訪れたのは、約2年前の2019年12月です。
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駐車場から、遠くに天念寺無明橋が見えました。
六郷満山の「峯入り」の修験者だけが渡れる
切り立った崖の上にある橋です。
  
ここ「鬼会の里 歴史資料館」では

 修験者以外は立ち入り禁止で、結界がめぐらされ、かつては、女人禁制の「無明橋」の上へ、VR(仮想現実)を使って、足を踏み入れられる「修行体験」そして、「絶景堪能」ができるんです。
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橋の上に立って、ぐるっと周りの景色を見渡し
思わず「うっひよ~!」と言ってしまいました。
 
展示物も充実しています。
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中央に木造の阿弥陀如来立像(平安時代の作)
 
六郷満山の成り立ちや修正鬼会の紹介
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「修正鬼会シアタールーム」では、大画面で迫力ある
修正鬼会の模様を体感することができました。
 
赤鬼(災払い鬼)と黒鬼(荒鬼)が
松明を振り回して荒々しく踊る火祭り
現地の寺で「鬼はよ~、ライショはよ~」と
掛け声の中、無病息災・家内安全の祈願をしてみたいと思いました。
担い手の高齢化で、行事の実施が難しくなっているようですが
復活する日がくることを願っています。
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赤鬼面(災払い鬼・さいばらいおに)と黒鬼面(荒鬼・あらおに)
赤鬼は「愛染明王」黒鬼は「不動明王」と、言われているとか。
 
コロナウイルス感染症が収束し再開
開館されたら、また訪れたい施設です。
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鬼の面は、なかなか愛嬌のあるお顔だと思います。
鬼がみ仏になっていらっしゃるからか・・・。