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別府タワーと北浜の温泉 [ほっ!とスプリング(温泉)]

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内藤多仲氏の設計による日本の「タワー6兄弟」の中で、東京タワーが5男坊・この別府タワーが3男坊というから、東京タワーの兄貴分でもあり、昭和の遺産。今は、昔ほどは目立たなくなったけど、やっぱり私にとっては「別府のランドマーク」です。
現在の電飾広告は「アサヒビール」
わたしが子どもの頃から見慣れていたのが
「ナショナル」
[るんるん]明るいナショナル、明るいナショナル[るんるん]
ラジオ、テレビなんでも~
昭和の懐かしCMソングです~[るんるん]
あの頃は、新婚旅行の初々しい新郎・新婦
修学旅行の中高生たちが
沢山、別府に訪れていたっけ・・・・。
あれから幾年月
変わりゆく「別府温泉」の歴史を眺めていた別府タワー
このタワーのお膝元「北浜の温泉街」は
 ここ数年のうち、大変貌を遂げそうな予感です。 
 先日、「別府のお宿 加賀屋」さんに行ったとき、「ホテル清風」が7月に装いも新たに「大江戸温泉物語 別府清風」としてオープンするための急ピッチの追い込み模様で、工事車両が行き交い、現場の作業員さんや職人さんの姿がたくさんでした・・・・。 
 今年2月に閉館した「花菱ホテル」は「星野リゾート」に売却されたということで、数年後は高級リゾート路線への転向。富士観ホテルは、建て替えに向けて、目下、解体工事が着々と進んでいます。
 しみじみと思い出す
「花菱ホテル」の「海風ランチ」はよかったなぁ。
温泉[いい気分(温泉)]も「あつめのゆ」と「ぬるめのゆ」があったし・・・。
「ホテル白鷺」の泉質も忘れられない
[いい気分(温泉)]男湯では「お背中、流しましょうか?」と
従業員さんが背中を洗ってくれたんだって
すごく気持ちが、良かったよって、家人が言ってた。
白鷺には「三助さん」のサービスがあった・・・。
 別府八湯の中でわたしはとりわけ「別府温泉」の中でも「北浜エリア」の泉質が好きなので、これからどうなるのか・・・楽しみでもあるし、一抹の不安もあるのです。
 それは、一方通行の裏通りで猫ちゃんたちが悠然と歩いている光景などは、消えないでほしいと切に思うからです。赤い欄干の「北浜1号橋」の架かる通りを「猫コイ(恋・来い)赤通り」、その西の緑色の欄干の架かる橋のある通りを「猫コイ(恋・来い)みどり通り」なんて名前を付けてます・・・・。地域猫(ノラとも呼ぶ)たちが、温泉と人情のぬくもりで元気に暮らしていて、ほっこり、「ほっ!とスプリング」なのです。

お宿・加賀屋で [温nch~(温泉付ランチ)~]

加賀屋 (2).jpg
久しぶりに温泉付きランチ
『温nch』です。
北浜にある『別府のお宿 加賀屋』
お宿に到着すると
玄関に「歓迎 ◯◯様」
歓迎看板が掛かっていまして
「アハハ・・・」嬉し、恥ずかしでございました。
ここは、前日の21時までに2名以上で
予約要なのでございます。
ランチの内容は
大分名物で、家庭料理でもある
「りゅうきゅう(琉球)」をつかった
『琉球丼』
琉球丼.jpg
お吸い物も付いて
もちろん、温泉も付いて
なんと「864円」
お食事は部屋食で
加賀屋・睦月.JPG
この日は「睦月」というお部屋に
とおしていただきました。
中二階のような面白い構造になっていて
押入れかと思って襖を開けたらそこは「おトイレ」
トイレ付きのお部屋でした。
部屋にはリンリン電話もなし~[電話]
お部屋でのプライバシー重視とのこと
 琉球丼もお吸い物も文句ないお味、ティーバッグのお茶(煎茶)がとても美味しくて、「琉球(りゅうきゅう)」はお茶をかけて食べるものでもあり、美味しいお茶の心使いがとても嬉しかったです。
 北側の窓からは筋向いに、以前「白鷺」という美肌の湯のお宿だった建物が見えました。海側の東にも窓があって、昭和の香り漂ういい雰囲気の造りがすっかり気に入ってしまいました。温泉に入る前にして、「わぁ・・・泊まりたい!!」と思ってしまったのでした。
 こんなお宿に缶詰になって「原稿」なんか書いてみる訳よ。筆がすすまなくなったら、ちょいと気分転換に北浜の海岸や商店街をそぞろ歩いたり、温泉に入ったりとまぁ・・・小説家でもないのだけど。
温泉は「岩風呂」「露天風呂」「ヒノキ風呂」と三つもあって
「どれでもどうぞ」ということでしたが
浴槽が一番大きいので
加賀屋 ヒノキ風呂.jpg
[いい気分(温泉)]「ヒノキ風呂」に入りました。
別府名物、あつ湯好きでも
水道水をホースで流入させてしまうほどの
そのままでは入れぬ湯加減でございました。
いゃぁ、気持ちよかったです。
それに知る人ぞ知るだった「白鷺(閉館)」にほど近いためか
正真正銘の「美肌の湯」と思われました。
特筆すべきは全室が「禁煙」であること。
これは、とても有難いです[手(チョキ)]
どこかに喫煙場所があるらしいのですが
タバコの臭いが気にならずとても快適でした。
「いらっしゃいませ」と迎えられるより
「ただいま~」 「おかえりなさい」という感じで
懐かしさと安らぎをおぼえるお宿~[るんるん]

うすきなお土産 [☆酒肴明媚]

うすき.jpg
城下町・(臼杵)うすきを歩くと
歴史を残す古い街並みの中に
こそっと混じって
不思議なものがあったりして・・・
うすきのほてい様.jpg
お店の前の布袋さまが「ごろりん」と
寝転んでいらしたり
ふとん.jpg
お布団屋さんの
「ふとん」の文字も横に・・・
ま、お布団は敷いて使うから
寝転んでいても変じゃないかも?!
そんなうすきの
私の定番なお土産は
鯛味噌.jpg
小手川商店の「鯛みそ」
白いご飯にのせると
ご飯が、すすみ過ぎて困ります。
生野菜や温野菜に、またお豆腐にも
鯛とお味噌の甘めな味が
とっても美味しい
そのまま、お酒の肴にもなります。
そして、久家本店で
お酒屋さんやデパートでも
手に入りにくいお酒を
久家・いちのいで.jpg
「ほろりん にごり酒」と
ちょこっと「お猪口」も買いました。
久家本店.jpg
「HORORIN」
にごり酒の味わいと
ジュワッと口に弾ける飲み心地が
小気味よいお酒です。
「カツオのたたき」を肴に飲んでみましたが
タコのカルパッチョなんかもいいかも[るんるん]
臼杵は「醸造の街」なので
うすきなお土産は
味噌やお酒ですね、やっぱり。

「うすき時間」 [お気に入り(Freak Out!)]

臼杵でお昼ごはんを食べるのは

フンドーキン①.jpg
ここフンドーキンの「小手川商店」か
もしくは、禅寺の「星月庵」に予約をして精進料理をいただきます。
年を重ねると、新しいお店を開拓するのがちょっと億劫でもありますからねぇ・・・。
久しぶり来てみたら、お二階は団体のお客様用とのことで
ザンネンながら、お二階はNG。
二階から下の店舗が覗ける建物の雰囲気が大好きなのになぁ・・・・・。
お料理は、いつもかわらぬ「ほっこりする」美味しさ
フンドーキン.jpg
今回はけんちん汁風の「かやく」のついた
和(なごみ)ご膳を食べました。
デザートの淡雪さんは、「卵黄の味噌漬け」を作った残りの卵白を使ってるよね!って、毎度同じこといってるのだ・・・。
胡麻とうふ②.jpg
この胡麻豆腐、タレにコロンと椎茸がのっているから、どこのお店のものかは一目瞭然

タレにはフンドーキン醤油が使われてるし~
胡麻とうふ①.jpg
とろりと味わいのある美味しい胡麻とうふで
我が家の定番「胡麻とうふ」で
デパートのみならず、近頃では大型スーパーでも買えるのです。
そして
臼杵で城下町を散策してから
必ず、お茶を飲む処はここ
長屋門①.jpg
稲葉藩の武家屋敷跡にある
「茶房 長屋門」
長屋門②.jpg
長屋門.jpg
中庭をぼんやりと眺めて
ゆったりとコーヒーを飲む
「うすき時間」を楽しむのが大好きです。
「うすき時間」は日常より
ゆっくりと時間が流れていくような気がするのです。

タグ:臼杵

臼杵の福ねこちゃん [☆旅空百景]

臼杵の町に「フクちゃん」という
人懐っこいのにツンデレ系で
少々、小悪魔ちゃんが魅力な
[猫]〔三毛猫柄〕の有名にゃんこがいる。
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こちらは家人が2年前に出会ったときのフクちゃん
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狸寝入りをしたり、お茶目な「うらめしや」ポーズも・・・。
ふくよかでなんとも愛らしい[るんるん]
そんなフクちゃんに会ってみたいということで
臼杵の城下町を散策すべく
お出かけしました。
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フクちゃん「出没地点」付近で
お昼ごはんを食べたあと
通りでフクちゃん探しをしてみたけれど
フクちゃんの姿はない・・・。
そうこうしていたら、有り難いことに
フクちゃんファンの方が
居場所を教えてくださいました。
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箱入り娘でございます[ぴかぴか(新しい)]
熊本みかんの箱の中が
店内でのフクちゃんの居場所
そこは心地よい初夏の風が吹き抜ける
蔵に向かう「通り土間」でした。
評判どおりの可愛さにメロンメロンです。
福ちゃん2017②.jpg
みかん箱から出てきた
寝ぼけまなこのフクちゃん
ちょっとメタボなお腹をタッチしてみたら
[むかっ(怒り)]フギャー!」とすごい剣幕・・・逆鱗のボディタッチ
ちょっぴり、嫌われてしまったのでした。