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「早生みかん」は運動会の味 [★茶余飯后]

青緑と黄色のコントラストは、躍動を感じる元気色
早生蜜柑.jpg
甘酸っぱい「早生みかん」の季節になりました。
(今秋のこの「早生みかん」は甘かった)
 
 今年は、岩合光昭さんの「のら」猫カレンダーを部屋に掛けているんだけど、訂正されていないカレンダーなので、今日10月11日は「スポーツの日」で、赤い祝日のままです。

 ところで、早生みかんを目にしたり、実際に買い求めると、必ず運動会のことを思い出します。わたしと同じように「運動会」に思いをはせるかた、きっといらっしゃるのではないかしら・・・。昨今は春に運動会を開く学校も多いようですが、やはり運動会といえば「秋」、この時期じゃないかなと思うんです。
≪運動会の甘酸っぱい思い出≫
 運動会の写真の一枚に、当時、小学校三年生のわたしが、食べかけの青い早生みかんを膝にのせているものがあります。みかんを食べている途中だったから、表情が少しだけ甘酸っぱそう。運動会には「早生みかん」は欠かせないデザートでした。
 
 小学生の頃から、運動は得意でないうえに、早生まれなので、体格も良くないし食も細く、病弱気味で、通知表の体育の点数は目も当てられないもの、徒競走は遅い子組で走らされても遅かった。「よーいドン」でスタートできず、ドンのあとに出るから遅いんだと、両親が大笑いしていました。とにかく、ドンくさい子でした。ところが、小学5年生の時に、初の持久走大会で、気がついたら、なぜか上位に入賞し、6年生の時も、頑張らなかったのに上位に食い込んで、2年連続で賞状をもらってしまいました。
 さらに、中学2年生からは、体育祭で100メートルや200メートル走、はたまたリレーやクラスマッチにも出るようになってしまいました。運動をして体力をつけたとか、そんなことはナーンもなく、相変わらず、ひ弱でマイペースでした。俊足になったわけでもなく、鈍足のまま、自然とタイムが繰り上がってゆきました。なぜなら、クラスメイトの女子たちの身長の伸びが頭打ちになったり、大人びた体形になってゆき、だんだんと走るタイムが、わたしより遅くなってしまったからなんです。運動音痴だし、やる気ゼロだったわたし。放課後には、仕方なくバトンパスの練習をして、競技に参加。今思うに、メンバーの足を引っ張っていたなぁと・・・でも、わるいけど楽しい思い出となっています。
この季節のみかん
早生みかんは運動会の懐かしい味がします。