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白蓮の湯☆やはらかい泉の中にしみじみと☆ [ほっ!とスプリング(温泉)]

貸切湯を利用できるというので、青山町の
『白蓮の湯』へ行ってみました。
白蓮の湯①.jpg

「あかがね青山治療院」内にある「白蓮の湯」
 
赤銅御殿(伊藤伝右衛門別宅)旧敷地の一角に建つ
目を見張るほど素敵なお宅で、伝統芸能の先生がお稽古場付きの
住居として建てられたいうお話を伺い、合点がいきました。
 
白蓮の湯②.jpg
明り取りの窓は、まるで欄間のように見えたし
湯船の窓からは坪庭が臨め、意匠を凝らした造りでした。
白蓮の湯.JPG
ペンギンの「湯温計」があるという、嬉しい心配りもあり
(この日は、約39℃という夏場の適温になっていました。)
 
白蓮の湯③.jpg
竹林にも見える小庭を眺めながら
極上のひととき[いい気分(温泉)]を過ごしました。
 
肌に優しくまとわりつく、柔らかなお湯で
これはもう、正真正銘の「美人の湯[いい気分(温泉)]
 
 白蓮の作った戯曲『指鬘外道』の序に
「豊後別府温泉別荘にて」と記してあって
 『時は今真夜中・・・
天然に流れ出づる温かい泉は
晝も 夜も 間断なく 流れ あふれて
湯槽の上をさらさらと 音立ててゐる・・・
今 私は 身に一絲も帯びぬ裸で
やはらかい泉の中にしみじみと 身を浸してゐる 
おお 月はさっきから覗いてゐるではないか』
   
真夜中にひとりっきりで、贅を尽くした別荘の湯へ浸る白蓮の
虚無感かしら、それとも・・・開き直りにも私にはとれました。
赤銅御殿(伊藤伝右衛門別宅)の浴室(温泉)は
43平米くらいの広さ(1LDKか2Kほどかな?)で
緑深き庭園の中央に存在し、周りがぐるっと池で囲われて
「水の中に浮かんだ浴室」のようだったといいます・・・。
これはもう、現実離れしすぎてて、想像することが難しいから
「白蓮の湯」で「美人も入った温泉に
浸かっちゃったよ~[いい気分(温泉)]」って感じを味わいました。
 
ここの治療院は、広い間取りで、ゆったりとできそうで
大きな掃き出し窓からは、趣ある日本庭園が眺められる贅沢な設え
もし、別府に住んでいたら、温泉に入ってから
ゆっくりと、鍼灸を施術してもらうのにな~って
思ったら、別府に住みたくなってしまったのでした。
 
 貸切湯の料金は「700円」
ひとりにつきのお値段です。
利用時間は10時から15時まで
火曜日・日曜日(第1、第3、第5)がお休み
[電話] 電話予約(0977-75-8899)が必要なのでご注意ください。
 
 ちなみに【白蓮が入った赤銅御殿の温泉は、源泉が55.0℃
pH7.7 弱アルカリ性の炭酸水素塩・塩化物泉】
北浜やその周辺エリアに点在する温泉に
この泉質に似たものが幾つかありますね・・・。

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