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京都で出会った『手前味噌』 [★くにさき逍遥]

昨年、立冬の時分に
初めてお味噌を作りました。

くにさき~味噌づくり②.jpg手前みそ.JPG
手作りした量は約2キロ
システムキッチンのレンジ下にある収納で
寝かせること6カ月強
まろやかでコクのある味噌が
出来上がりました。
 
その味は格別なものでございました。
 
これぞ『手前味噌』なお話です。
 
くにさき~味噌づくり①.jpg
 手作り味噌体験をしたのは
国東半島の武蔵町にある『安永醸造』さんで・・・。
 
実は、『安永醸造』を知ったのは京都へ旅行したとき
 
清水寺にて「奥の院御本尊が御開帳」
京都国立博物館で「アートオブ スター・ウォーズ展」があった年。
もうかれこれ12年ほど前のことになります。
 
 お昼ご飯を錦市場のかね松「やお屋の二かい」で食べたら、麦味噌汁の味が、子どもの頃に食べていた我が家の味によく似ていて感激してしまいました!。その味噌の醸造店は、明治時代の前期から続いていた老舗でしたが、家業を継ぐご子息がなく、惜しまれつつ廃業してしまったのでした・・・たまさか京都で懐かしい味に出会うとは・・・。
 階下でお味噌が購入できるというので、さっそく買って帰ることにしましたが、京都の味噌ではなく、九州は国東半島で造られたものというのも驚きでした。そして、わざわざ京都から博多(福岡)まで新幹線で持って帰ってしまいました。 
 何かで読んだ私の記憶によると、「かね松」の先代か先々代のおかみさんは国東から京都の八百屋さんへ嫁いだとか、実家がお寺だったとか・・・?ではなかったかしら。間違っているかもしれないけれど。
 
  最近になって知ったのですが、小売りより飲食店との引き合いが多かったという、我が家の味だった味噌・醤油醸造の創業者さんは、国東(富来)のご出身だったというのです。
 舌で覚えた味って忘れられないものなんですね。
 私の「ベロ」もちょっとしたもんだなぁと、思ってしまいました。
 
 こちらは、地元のデパートで買った
二代目礼治のお味噌
二代め味噌.jpg
有機栽培の大豆と麦を使った「こだわり」あり。
安永さんの味噌は、どれも美味しいけど
これぞ、逸品なお味噌
 
ただし、自分で作った味噌は、さらに美味し~なのです。
すっかり完熟味噌に味を占めてしまって
また、機会があったら
手作り味噌教室に参加したいと思ってます。
京都で出会い、惚れ込んでしまった「懐かしい味」なのですもの・・・。
 
安永醸造さんのホームページはこちら→『仏の里国東半島かね松・安永醸造』
 ちなみに、京都のやお屋さん「かね松」と安永醸造の屋号の「かね松」は偶然同じだったということです。 こちらも、不思議なご縁があったようです。
 

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