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文楽地方公演 雪持松と白無垢 [☆舞台(Stage)]

 文楽の地方公演の季節になりました[るんるん]
今年は時代物の
「菅原伝授手習鑑」
そして、「釣女」を夜公演で
 
今までは、舞台と上手側の床に目を移す観劇でしたが
初お目見えの字幕屋さん【G マーク】をチラ見すべく
下手側にも首を動かし傾けてと
「三方向観」で、忙しくなりました
 
 菅原伝授手習鑑「寺入り&寺子屋の段」
 
 吉田和生さんの女房・千代
桐竹勘十郎さんの松王丸
子を持つ夫婦の喜びと悲しみ
ひしひしと伝わる情感が圧巻でした[ぴかぴか(新しい)]
 松王丸・千代.JPG
ゴージャスな松王丸の『雪持松』の衣装[ぴかぴか(新しい)]
美しき常緑の「何時とも分かず」な松
『松の木ばかりがまつじゃない』♬なんて(まつの木小唄♪)じゃないけれど
待つ身の辛さや不安を雪で隠し
本心を表さず耐える姿
なんとも日本的な綺麗な表現[るんるん]
 
 梅は飛び、桜は散るる・・・松はつれない
 
子どもの弔いのために夫婦が装う白無垢姿も
ぐっと、心にこみ上げるものがありました
 
そして、楽しい演目「釣女」
お福さん.JPG
醜女役が
お福(お多福)さんとは
なんとも
ご愛嬌な
 
「釣女」
 
「食うてやる~[ダッシュ(走り出すさま)]」ってダボハゼが追いかけて終わるというのが、とっても面白かったです。
 
  (3月18日(水)iichiko 音の泉ホール)

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