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ジゴロ・イン・ニューヨーク△▽恋するジゴロ [☆映画(Cinema)]

 ジョン・タトゥーロの名前を知ったのは
ブルックリンを舞台に描かれた
スパイク・リーの『ドゥ・ザ・ライトシング』
ピザ屋の息子役

『ハンナとその姉妹』にも出てたというけど
えっ、出てた?
 

ドゥ・ザ・ライト・シング [DVD]『ドゥ・ザ・ライトシング』から認知した彼が
ウッディ・アレンを引っ張り出して、自ら監督してしまった快作
天然のスポンジ、海綿でイイところを吸収して
小気味よい展開の映画を作ってしまったってカンジ
 
注:ウッディ・アレンが監督していません
だけど、ウッディ・アレンの映画じゃないのコレ?
 
 ジゴロ・イン.jpg

寡黙な花屋のしがない店員さんかと思いきや
彼の隠れた才能が開花していまう
あらまっ、あらま~[雷]
 
フラワーアレンジメント、もしくは園芸に長けている男の人は
女の扱いが巧いのかしら?と思ってしまった
 生花のみならず
食虫植物もドライフラワーも
Green fingers 
Green thumb
その手にかかれば・・・・。
「配管」と「電気」の工事もやっていると称していたけど。
 
ウッディ・アレンの「パパ・モー」
連れ子達の面倒見がよい、育ジイ(爺)
育メンではなくて。
頭にシラミがわいた連れ子の坊主
スパイク・リーを子供にしたみたいで特に可愛かったし。
パパ・モーが、古本&珍本が専門の三代続いた本屋さんをたたむことになって
「レアな本を買う人がレアになっちゃった」と嘆くのだけど
そう、本もそうだけど「レアなレコードを買う人もレアになった」よな~と苦笑のわたし。
 
ニューヨークという人種のるつぼで
それぞれ居住する風景の違い
都会で暮らす女たちの埋められない哀しみや渇きも
恋するジゴロのジレンマも
海綿で吸い取って、笑い飛ばせた。
★★★★☆
 
ジゴロと聞いて
思い出すのは、ムーンライダーズの「スカンピン」
 
火の玉ボーイ(紙ジャケット仕様,SHM-CD)明日はジゴロかペテン師か
爪に火をともし
暗い夜空に手をかざして
わが身を占えば
 
スカンピン、素寒貧
俺たちは・・・
 

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