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夢売るふたり~ユー・メイ・ドリーム(You may dream) [☆映画(Cinema)]

『夢売るふたり』、劇場で予告篇を観たときから気になってました。なんたって、阿部サダヲ!!、それにどうやら福岡出身のような言葉を操る夫婦がアブナイ・・・危なすぎると思ったら、タイトルがじぇーんじぇん覚えられず、いつしか頭の中で「危険なふたり」になっていました。危うく、映画館の窓口で「危険なふたり・・・」と口をすべらせそうになって。

阿部サダヲは、福岡のメルパルクホールで『人間風車』を観劇したときからぞっこんしている役者さんだし。

松たか子は、お母様が福岡市内のご出身だけあってか、凄みを持たせた博多弁を喋らせたら、バリうまいったいー。

どうやら、この危険なふたり組(夫婦)は、九州は福岡から上京し、お店(いちざわ)を開いていたようだけど、駆け落ちの類もしくは、地元に居られない何らかの事情があるような感じも・・・原因はたぶんに里子にあるのではないかとゆうような、想像をかきたてさせてくれるのでした・・・。もしくは、博多の料亭のお嬢さんだった里子が板前の貫也と手に手をとって・・・「包丁一本晒に巻いて~♬ 」のような?。

そこそこ繁盛してる店なのにアルバイトも雇わずにいるから、ほーら、ごらんなさいな、板場から火を出してしまうのよ・・・。腹立ち紛れに燃やした、一万円札は、日銀で交換してもらえたの?などと突っ込みどころも満載。

里子がお膳立てをする「足りん足りん~資金調達作戦」

結婚した女が結婚したい女を騙すため、夫に伝授する手練手管の数々が痛快であり痛々しくもあり・・・ゲラゲラ笑えて、もの悲しくもある、「ユー・メイ・ドリーム(You may dream)」なお話なのでした。小料理「いちざわ」のシンボルマークの千成ひょうたん、「瓢箪から駒が出た?」と期待したのですが・・・そこがまた面白いところ。

★★★☆☆+1/2


タグ:邦画
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