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茶壷に追われて☆ドッピンシャン [★茶余飯后]

猫の急須(茶壷)に目がとまり、『多少銭?~(おいくらですか?)』と尋ねようにも店番おらず・・・。@上海・東台路古玩市場

茶壷・上海.JPG
下手に触って、欠けでもしたら"さぁタイヘン"という陳列ぶり
突如、横丁から商魂たくましい店主が飛び出し、「アナタ、お目が高い!。この茶壷は、清の時代のものですよ!。」などと、接客される?とか、"誰が使ったか分からない道具でお茶は飲めない"とか思いながら撮った一枚。
 
中国では、『[ぴかぴか(新しい)]古い茶壷と古い友人は大切にしなさい。』という、ことわざがあるとか。かくの如く、中国の茶器も、奥が深いということなのでしょう。
 
ところで、『養壷』=手間隙かけて、急須を育てること。
 
茶壷.jpg
 「急須(茶壷)は、お茶の種類ごとに使い分けろ」といわれますが、 これが、難しい。最初は、青茶・白茶・龍井・・・と分けていたつもりなのに、そのお茶が切れたら、もう「??」状態・・・。
 
上段の四つの紫砂壷は、使用中。一応、『養壷』している(つもり)のものです。
 
下段の四つは、まだ下ろしていない未使用、若干テリの違いが判るかと思います。
~見ると、ついほしくなる茶壷~茶壷の魅力にはまって、追われてドッピンシャン・・・。
 
日本の焼き物でも、新しい「萩焼」は埃っぽい藁のような匂いがして気になるけど、使い込むとすごくよくなるし、常滑焼や万古焼も然り。使えば使うほど、お茶が染みて、素晴らしい色艶が出ますね・・・。
 
~気長に養壷して、お茶を楽しみたいと思います[喫茶店]

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