~しあわせの雨傘は、『晴雨兼用傘!』~ [☆映画(Cinema)]
原題の「Potiche」は、「飾りものの壷」という意味だそう・・・。『お飾りの妻』=日本でいえば、床の間に、うやうやしく飾られている家宝の「壷」の類でしょうか。
カトリーヌ・ドヌーヴ演じるところのフランスの壷(お飾りの妻)は、見るからにゴージャス。一見、中身が空っぽに見えたけど、その脂肪の付き方と同じように、実は、中身が!・・。そして、長年その中に、隠し持っていたものが・・・露呈してしまうというテンポのよいお話。
中高年のオバサンパワー全開!
頭痛、肩こり、不眠だの、不定愁訴が満載の
『幸年期(更なる年とも書きますが)』
そんなものに、くじけることなかれ!、ぶっ飛ばせ!!。女の人生これからよ!という、
女性讃美~女バンザイな映画
『しあわせの雨傘』は、雨の日だけでなく、日傘としても使える『晴雨兼用傘』。もちろん、真夏の日差しにも負けないUVカット付きです。
私には、プロローグの少し秘密めいた森のシーンが「クリミナル・ラヴァーズ」、軽快なフレンチ・ポップス風の歌でフィナーレを迎えるところが「焼け石に水」といった感じがして、小気味よい破壊的オゾン色が、少しだけ散りばめられているように思えました。オゾン色が退色してなくて、一安心といったところです・・・。★★★★☆
タグ:フランス映画
2011-01-22 13:00
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