プリンス・オブ・ペルシャ

プリンス・オブ・ペルシャ（時間の砂）　～ゲームから誕生した物語ということですが、全くゲームで遊ばないため名前すら知りませんでした・・・。

時間の砂＝一種の砂時計を使った時間の巻き戻し、プチ・タイムトラベルのようなお話

ダスタン王子とタミーナ王女

 

プリンス＆プリンセスの恋と冒険の物語に兄弟愛と友情も織り込まれていました。～その昔観た「ハムナプトラ」と同様、意外と楽しめた映画。

馬に乗ると『ブロークバック・マウンテン』でのカウボーイ姿を思い出させる、ジェイク・ジレンホールがダスタン王子。幼少時は孤児。偶然、市場で王様と出逢い、養子になったという王家の血筋を引いていない王子・・・この辺りが『十戒』のモーゼみたいな生い立ちでもありました。

プリンセスはというと、意地っ張りでちょっぴり気が強く、可愛らしい我がままな面も見せる～いわば、ステレオタイプ。

ディズニーだから、結末はハッピー・エンドに決まっているはず・・・と思いながらもハラハラドキドキ。

特に、秘密結社な暗殺団「ハッサンシン」のアジトで垣間見た黒装束のクルクルダンスが印象的だった。厳かな白装束のスーフィーダンスの黒魔術版とでも言いましょうか・・・これが鮮烈で戦慄～毒蛇なんかも出てきて面白かった。 あと、可愛いダチョウ競走や乳酒飲みながらの賭博とか・・・。王様の実子である二人の王子様たちが善人か悪人か?な風貌なのも楽しめました。とくに脇を固めてた小悪党・シークや黒い戦士が好かった。

 

『古来より結ばれし運命にある者たち、（神の御業によりて）時間をも越える』～こんな感じのお話が好きです。　★★★★☆

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