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プリンセスと魔法のキス [☆映画(Cinema)]

大好きなディズニー映画。ニューオーリンズが舞台で、ランディ・ニューマンの音楽。そして、ヒロインはアフリカン・アメリカンの女の子ということで観に行きました。
 
プリンセスと魔法のキス.jpg
The Princess and The Flog
カエルとKissできるかな?
 
『Do You Believe In Magic?』
 
人を見かけや地位で判断してはいけません(特に女の子への教訓です![るんるん])。そして、おとぎ話には必ず残酷な裏の意味が存在します。でも、魔法[ぴかぴか(新しい)]を信じる心を失ってはいけません・・・・。
 
ドクター・ジョンが灰汁の抜けた歌い方をしている『Down in New Orleans~それがニューオーリンズ』。
 
トランペットの腕前はプロ級、ミュージシャン志望の陽気なワニ「ルイス」、盲目の白魔術師「ママ・オーディ」など脇役陣が賑やかに花を添えていました。
特にホタルの「レイ」。ホタルといえば、『ティンカー・ベルと月の石』に登場していた「ブレイス」が記憶に新しいので二番煎じに思えたりも・・・。でも、レイは異彩を放ってて、小さいながらも存在感が光ってました。(意訳しますと→)「お前さん、えらく訛ってんな!」と言われ、「ワシの名はレイ、レイモンドちゅうんじゃー。こりゃー、ケイジャンの喋り方やもんね!こう見えてもワシ、おフランス系なんじゃぞ~」って!。とぼけた顔から欠けた歯をのぞかせながら、もっそりと喋ってました。
ホタルの仲間たちと、底抜けに楽しい歌~『Gonna Take You There~連れてゆくよ』は、かろうじて「Going down the Bayou~♪」と聴き取ることができました。気のいい奴のレイ。それに、見かけによらずおセンチな面もあわせ持っていました。ほろりとさせられるシーンがあって、思わず泣いちゃいました・・・私。

健気で働き者の「ティアナ」と、カエルにされた放蕩王子「ナヴィーン」の一筋縄ではいかない夢と魔法、そして、愛と友情の物語~涙もろい方はハンカチのご用意を!
 
路面を走る電車に『欲望という名の電車』を重ねあわせたり、ブードゥーやマルディグラのお祭りでニューオーリンズ三昧。そして、ディズニー定番化が否めなくて食傷気味といいながらも、ランディ・ニューマンが作ったJazz・ケイジャン・ザディコと贅沢な美味しいガンボ・スープ~ごった煮音楽を存分に楽しむことができました。
懐かしさを感じる温かみあふれる手書きアニメーション、ジョン・グッドマンをはじめとする声優陣にも手抜きのない素敵な仕上がりでした~。ティアナのお家がきれいすぎたり、パパは戦死しちゃったの?や、カエル王子がしばらくティアナを「ウェイトレス!」と呼んでたけど、人種差別が全く描かれてないことなんか~ぜーんぶ払拭して★★★★☆+1/2
 
The Princess and the Frog

The Princess and the Frog

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Walt Disney Records
  • 発売日: 2009/11/27
  • メディア: CD

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